アプリケーションサーバーのログを解析して、致命的なエラーとその他サーバー関連の問題がないか調べることができます。
サーバー問題をトラブルシューティングするには、アプリケーションサーバーの管理者コンソールを使用して、各モジュールのログレベルを高めます。詳細は、サーバーに付属している製品マニュアルを参照してください。
ほとんどのアプリケーションサーバーには、アプリケーションサーバーを実行する JVM の 標準出力ファイル (stdout) と標準エラーファイル (stderr) に標準の場所があります。アプリケーションサーバーログを解析するには、Identity Manager アプリケーションサーバーに指定したこのログディレクトリまたはログファイルを見つけます。
軽度のメッセージとその他トレースを表示するには、stdout ファイルを開きます。
致命的な例外と重大な例外を表示するには、stderr ファイルを開きます。
このトレース出力には、Identity Manager の起動とシャットダウンメッセージが表示されます。
Identity Manager Version 7.1, 以降、Oracle 10g on Sun Application Server Enterprise Edition 8.2 を搭載した Identity Manager を使用したときに、シーリング違反の例外がアプリケーションサーバーログに発生するようになりました。
この例外は、Oracle JDBC ドライバを備えた複数の Java Archive file (JAR ファイル) を使用した場合によく起こります。
この問題を防ぐには、CLASSPATH に JDBC ドライバ JAR ファイルが 1 つしかないこと、 Oracle 10g に用意されている ojdbc14_g.jar を使用していることを確認します。さらに、確実に正しく処理できるよう、Oracle 10g インストールに用意されている ojdbc14_g.jar だけを使用してください。