Sun Identity Manager 8.1 システム管理者ガイド

Procedure調整の設定を行う

調整を設定するには、次の項目を実行します。

  1. 「Administrator Interface を使用した Identity Manager の設定」に記載されている項目を実行します。

  2. 「調整」タブを選択します。

    「サーバー設定の編集」ページにデフォルトで調整の設定内容が表示されます。

  3. デフォルト値のままにするか、カスタム値を指定するには、「デフォルトオプションを使用」の選択を解除します。


    注 –

    Identity Manager サーバーで使用している調整のデフォルト設定を変更するには、「サーバーのデフォルト設定の編集」を参照してください。


  4. 次の設定を行います。

    • 「並列リソース制限」。調整サーバーが並列処理できるリソーススレッドの最大数を指定します。リソーススレッドは作業項目をワークスレッドに割り当てます。 このため、リソーススレッドを追加する場合、ワークスレッドの最大数を増やすことが必要になることがあります。初めてインストールした場合、デフォルト値の 3 が指定されます。

    • 「最小ワークスレッド」。調整サーバーが常に状態を維持する処理スレッド数を指定します。初めてインストールした場合、デフォルト値の 2 が指定されます。

    • 「最大ワークスレッド」。調整サーバーが使用できる処理スレッドの最大数を指定します。調整サーバーは、作業の負荷に応じて、スレッドを必要な数だけ開始します。ここで指定する値でその数が制限されます。ワークスレッドは、短時間アイドル状態が続くと自動的に閉じます。初めてインストールした場合、デフォルト値の 6 が指定されます。