インストール後、インストール機能を目的に合わせるために一部の構成タスクを即時に実行する必要がある場合があります。構成のデフォルトをそのまま使用した場合、有効になる機能と有効にならない機能があります。Enterprise Server のサービスやリソースの初期構成タスクの概要については、「初期構成タスク」を参照してください。
さらに、デフォルトのパスワードのリセット、ファイルの名前や場所の変更などを行うこともあります。次の表に、デフォルトの管理値を示します。
Enterprise Server v3 の zip バンドルの場合、デフォルトの管理用ログイン名は admin で、パスワードはありません。これは、ログインが不要なことを意味します。
項目 |
デフォルト |
---|---|
ドメイン名 |
domain1 |
マスターパスワード |
changeit |
管理用パスワード |
admin |
管理用サーバーポート |
4848 |
HTTP ポート |
8080 |
HTTPS ポート |
8181 |
Pure JMX Clients ポート |
8686 |
Message Queue ポート |
7676 |
IIOP ポート |
3700 |
IIOP/SSL ポート |
3820 |
相互認証を使用する IIOP/SSL ポート |
3920 |
表 1–2 デフォルトの場所
項目 |
デフォルト |
---|---|
コマンド行ユーティリティー (asadmin) |
as-install/bin |
構成ファイル |
domain-dir/config |
ログファイル |
domain-dir/logs |
アップグレードツール (asupgrade コマンド) |
as-install/bin |
アップグレードツールと pkg コマンド |
as-install-parent/bin |
置き換え可能な項目とデフォルトのパスとファイルの詳細については、「デフォルトのパスおよびファイル名」を参照してください。