default-web.xml ファイルを使用して、フィルタやセキュリティー制約などの、すべての Web アプリケーションに適用される機能を定義できます。
たとえば、ディレクトリの一覧表示は、セキュリティーの強化のためにデフォルトで無効化されます。ドメインの default-web.xml ファイルでディレクトリの一覧表示を有効にするには、servlet-name が default であるサーブレットの定義を検索し、listings という名前の init-param を true に設定します。続いて、サーバーを再起動します。
<init-param> <param-name>listings</param-name> <param-value>true</param-value> </init-param>
listings を true に設定した場合、ディレクトリの一覧表示をソートする方法も決定できます。sortedBy という名前の init-param の値を、NAME、SIZE、または LAST_MODIFIED に設定します。続いて、サーバーを再起動します。
<init-param> <param-name>sortedBy</param-name> <param-value>LAST_MODIFIED</param-value> </init-param>
default-web.xml ファイルの mime-mapping 要素はグローバルで、すべての Web アプリケーションで継承されます。Web アプリケーションの web.xml ファイルで mime-mapping 要素を使用して、これらのマッピングを上書きするか、独自に定義することができます。mime-mapping 要素の詳細は、Servlet 仕様を参照してください。
default-web.xml ファイルは、管理コンソール を使用して編集するか、次の手順で直接編集することができます。
フィルタ、セキュリティー制約、またはその他の機能の JAR ファイルを、domain-dir/lib ディレクトリに配置します。
配置した JAR ファイルを参照するように、domain-dir/config/default-web.xml ファイルを編集します。
変更内容を適用するために、Enterprise Server を再起動します。
「ドメインの再起動」を参照してください。