Sun GlassFish Enterprise Server v3 管理ガイド

Procedure管理パスワードを変更する

管理パスワードを変更するには、リモートモードで change-admin-password サブコマンドを使用します。デフォルトの管理パスワードは admin です。確認のために、旧パスワードと新しいパスワードの入力を要求されます。


注 –

ZIP インストール中に、パスワードが設定されていないデフォルトの admin ユーザーを受け入れている場合は、このユーザーにパスワードを追加できます。パスワードが設定されていない admin というユーザーしか存在しない場合は、ログイン情報を要求されません。その他の状況ではログインが必要です。


管理パスワードの暗号化は強く推奨されています。

始める前に

パスワードのエイリアスを作成する (暗号化する) 前に管理パスワードを変更する場合は、set サブコマンドを使用できます。次に例を示します。


asadmin set --user admin server.jms-service.jms-host.default_JMS_host.admin-password=
new_pwd
  1. サーバーが実行されていることを確認します。

    リモートサブコマンドには、実行中のサーバーが必要です。

  2. change-admin-password(1) サブコマンドを使用して、管理パスワードを変更します。

  3. 要求に従って、旧管理パスワードと新しい管理パスワードを入力します。


例 11–2 管理パスワードの変更

この例では、ユーザー anonymous の管理パスワードを、adminadmin から newadmin に変更します。


asadmin> change-admin-password --user anonymous

旧管理パスワードと新しい管理パスワードの入力を要求されます。


Enter admin password>adminadmin
Enter new admin password>newadmin
Enter new admin password again>newadmin

次のような情報が表示されます。


Command change-admin-password executed successfully.

参照

コマンド行に asadmin help change-admin-password と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。