Enterprise Server のインストール中に、証明書が内部テストに適した JSSE (Java Secure Socket Extension) 形式で生成されます。デフォルトでは、Enterprise Server は証明書情報を domain-dir/config ディレクトリの証明書データベースに格納します。
key3.db ファイルには、非公開鍵を含む Enterprise Server の証明書が格納されます。キーストアファイルはパスワードで保護されています。
各キーストアエントリには一意のエイリアスがあります。インストール後の Enterprise Server のキーストアには、s1as のエイリアスを持つ 1 つのエントリが含まれています。
cert8.db ファイルには、ほかのエンティティーの公開鍵を含む、Enterprise Server の信頼できる証明書が格納されます。信頼できる証明書では、サーバーは証明書の公開鍵が証明書の所有者に属していることを確認しています。通常、信頼できる証明書には CA の証明書も含まれています。
デフォルトでは、Enterprise Server は、サンプルアプリケーションで開発目的のために動作するキーストアおよびトラストストアを使用して設定されています。