「プロファイラ」は、サーバーパフォーマンスの解析に使用される情報を生成します。ここでは、次のテーマを取り上げます。
サーバーインスタンスは、Java 構成内のプロファイラ要素によって、特定のプロファイラと連動しています。プロファイラ用に作成された JVM オプションは、特定のプロファイラの有効化に必要な設定を記録するために使用されます。Java 構成にプロファイラ要素を作成するには、リモートモードで create-profiler サブコマンドを使用します。
存在できるプロファイラは 1 つだけです。すでにプロファイラが存在している場合はエラーメッセージが表示され、新しいプロファイラを作成する前に古いプロファイラを削除するように指示されます。
サーバーが実行されていることを確認します。
リモートサブコマンドには、実行中のサーバーが必要です。
create-profiler(1) サブコマンドを使用して、プロファイラを作成します。
このサブコマンドのプロパティーについては、このマニュアルページに記載されています。
変更内容を適用するために、Enterprise Server を再起動します。
「ドメインの再起動」を参照してください。
この例では、sample_profiler という名前のプロファイラを作成します。
asadmin> create-profiler --classpath=/home/appserver/ --nativelibrarypath=/u/home/lib --enabled=false --property=defaultuser=admin:password=adminadmin sample_profiler Command create-profiler executed successfully. |
コマンド行に asadmin help create-profiler と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。
Java 構成からプロファイラ要素を削除するには、リモートモードで delete-profiler サブコマンドを使用します。削除のあと、新しいプロファイラを作成できます。
サーバーが実行されていることを確認します。
リモートサブコマンドには、実行中のサーバーが必要です。
delete-profiler(1) サブコマンドを使用して、プロファイラを削除します。
変更内容を適用するために、Enterprise Server を再起動します。
「ドメインの再起動」を参照してください。
この例では、sample_profiler という名前のプロファイラを削除します。
asadmin> delete-profiler sample_profiler Command delete-profiler executed successfully. |
コマンド行に asadmin help delete-profiler と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。