ここでは、以下のトピックに関して説明します。
リソースアダプタ (コネクタモジュール) の構成情報を作成するには、リモートモードで create-resource-adapter-config サブコマンドを使用します。配備するときに構成情報を使用できるように、このサブコマンドを実行してからリソースアダプタを配備することができます。このリソースアダプタ構成は、リソースアダプタを配備したあとでも作成できます。この場合、リソースアダプタは新しい構成で再起動されます。
サーバーが実行されていることを確認します。
リモートサブコマンドには、実行中のサーバーが必要です。
create-resource-adapter-config(1) サブコマンドで、構成情報を作成します。
このサブコマンドのプロパティーについては、このマニュアルページに記載されています。
この例では、リソースアダプタ ra1 の構成を作成します。
asadmin> create-resource-adapter-config --property foo=bar --threadpoolid mycustomerthreadpool ra1 Command create-resource-adapter-config executed successfully |
コマンド行に asadmin help create-resource-adapter-config と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。
指定したリソースアダプタ (コネクタモジュール) のドメイン構成ファイル (domain.xml) に含まれている構成情報を一覧表示するには、リモートモードで list-resource-adapter-configs サブコマンドを使用します。
サーバーが実行されていることを確認します。
リモートサブコマンドには、実行中のサーバーが必要です。
list-resource-adapter-configs(1) サブコマンドで、リソースアダプタの設定を一覧表示します。
この例では、リソースアダプタ構成を一覧表示します。
asadmin> list-resource-adapter-configs ra1 ra2 Command list-resource-adapter-configs executed successfully |
コマンド行に asadmin help list-resource-adapter-configs と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。
リソースアダプタ構成のプロパティー値を表示および変更するには、 get および set サブコマンドを使用します。
list-resource-adapter-configs(1) サブコマンドで、リソースアダプタの構成を一覧表示します。
get(1) サブコマンドを使用して、コネクタリソースのプロパティーを表示します。
次に例を示します。
asadmin> get domain.resources.resource-adapter-config.ra1.* |
set(1) サブコマンドを使用して、コネクタリソースのプロパティーを設定します。
次に例を示します。
asadmin> set domain.resources.resource-adapter-config.ra1.raSpecificProperty=value |
指定したリソースアダプタ (コネクタモジュール) のドメイン構成ファイル (domain.xml) に含まれている構成情報を削除するには、リモートモードで delete-resource-adapter-config サブコマンドを使用します。
サーバーが実行されていることを確認します。
リモートサブコマンドには、実行中のサーバーが必要です。
list-resource-adapter-configs(1) サブコマンドで、リソースアダプタの構成を一覧表示します。
delete-resource-adapter-config(1) サブコマンドで、リソースアダプタの構成を削除します。
この例では、リソースアダプタ ra1 の構成を削除します。
asadmin> delete-resource-adapter-config ra1 Command delete-resource-adapter-config executed successfully |
コマンド行に asadmin help delete-resource-adapter-config と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。