Enterprise Server では、デフォルト JMS ホストの default_JMS_host が提供されます。デフォルト JMS ホストは、JMS 送信先の作成や削除など、メッセージキュー ブローカのすべての管理操作を実行するために、Enterprise Server によって使用されます。
通常は、新しい JMS ホストを作成する必要はありません。このタスクは上級ユーザー向けのタスクです。追加の JMS ホストを作成するには、リモートモードで create-jms-host サブコマンドを使用します。
JMS は、実際にはサーバーオブジェクトというよりも Message Queue オブジェクトであるため、プロパティーを更新する場合は Message Queue ブローカのコマンドを使用します。Message Queue プロパティーの詳細は、『Sun GlassFish Message Queue 4.4 Administration Guide』を参照してください。
サーバーが実行されていることを確認します。
リモートサブコマンドには、実行中のサーバーが必要です。
create-jms-host(1) サブコマンドを使用して、JMS ホストを作成します。
このサブコマンドのプロパティーについては、サブコマンドのマニュアルページを参照してください。
この例では、MyNewHost という名前の JMS ホストを作成します。
asadmin> create-jms-host --mqhost pigeon --mqport 7677 MyNewHost Command create-jms-host executed successfully. |
コマンド行に asadmin help create-jms-host と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。