Enterprise Sever の起動時に、JMS サービスは使用可能になっていますが、必要になる (たとえば、JMS リソースを作成するとき) まで読み込まれません。jms-ping(1) サブコマンドを使用して、JMS サービスが動作しているか確認し、動作していない場合はサービスを起動します。jms-ping サブコマンドが組み込みの JMS サービスと通信できない場合は、エラーメッセージが表示されます。
問題が起きた場合は、次の点を考慮してください。
Enterprise Server のログファイルを確認します。通常、ログファイルは domain-dir/logs/server.log にあります。
ログファイルで Message Queue ブローカがメッセージに応答していないことを確認できた場合は、ブローカを停止して再起動します。
ブローカのログファイルを確認します。通常、このファイルは as-install /domains/domain1/imq/instances/imqbroker/log/log.txt にあります。
JMS の REMOTE モードでは、Message Queue を起動したあとに Enterprise Server を起動する必要があります。
すべての Message Queue ブローカが停止している場合、JMS のデフォルト値を使用しているときは、Enterprise Server の停止または起動に 30 分かかります。このタイムアウトのデフォルト値は変更できます。次に例を示します。
asadmin set domain1.jms-service.reconnect-interval-in-seconds=5 |