JumpStart の使用法の詳細は、『JumpStart Technology: Effective Use in the Solaris Operating Environment』を参照してください。
ネットワークインストール中は、仮想コンソールから接続を解除しないでください。
JumpStart サーバーがすでに設定されている場合は、この管理ガイドの「JumpStart ソフトウェアを使用してインストールする」に進んでください。
JumpStart サーバーがまだ設定されていない場合は、これを設定する必要があります。
この手順の詳細は、『Solaris 10 5/09 Installation Guide: Custom JumpStart and Advanced Installations』 を参照してください。
『Solaris 10 5/09 Installation Guide: Custom JumpStart and Advanced Installations』 を参照してください。
次の手順を実行します。
「rules ファイルの妥当性を検査する」の手順に従って、rules ファイルの妥当性検査を行います。
Solaris Security Toolkit では、プロファイルおよび終了スクリプトが提供されています。プロファイルおよび終了スクリプトの詳細は、『Solaris Security Toolkit 4.2 Reference Manual』 を参照してください。
Solaris Security Toolkit パッケージ (SUNWjass) をダウンロードしたディレクトリに移動します。
# cd /path-to-download |
SUNWjass をインストールして、JumpStart (jumpstart) ディレクトリ構造を作成します。
# pkgadd -R /jumpstart -d . SUNWjass |
テキストエディタを使用して、ネットワーク環境を反映するように /jumpstart/opt/SUNWjass/Sysidcfg/Solaris_10/sysidcfg ファイルを変更します。
/jumpstart/opt/SUNWjass/Drivers/user.init.SAMPLE ファイルを /jumpstart/opt/SUNWjass/Drivers/user.init ファイルにコピーします。
# cp user.init.SAMPLE user.init |
パスを反映するように user.init ファイルを編集します。
JumpStart のインストール中に Solaris Security Toolkit パッケージ (SUNWjass) を対象のシステムにインストールするには、user.init ファイルで定義した JASS_PACKAGE_MOUNT ディレクトリにこのパッケージを配置する必要があります。次に例を示します。
# cp -r /path/to/LDoms_Manager-1_0_2/Product/SUNWjass /jumpstart/opt/SUNWjass/Packages |
JumpStart のインストール中に Logical Domains Manager パッケージ (SUNWldm.v) を対象のシステムにインストールするには、user.init ファイルで定義した JASS_PACKAGE_MOUNT ディレクトリにダウンロード領域からこのパッケージを配置する必要があります。次に例を示します。
# cp -r /path/to/LDoms_Manager-1_0_2/Product/SUNWldm.v /jumpstart/opt/SUNWjass/Packages |
マルチホーム JumpStart サーバーで問題が発生した場合は、user.init ファイル内の JASS_PACKAGE_MOUNT および JASS_PATCH_MOUNT に関する 2 つのエントリを、JASS_HOME_DIR/Patches および JASS_HOME_DIR/Packages ディレクトリへの正しいパスに変更します。詳細は、user.init.SAMPLE ファイル内のコメントを参照してください。
Logical Domains Manager 制御ドメインの基本ドライバとして ldm_control-secure.driver を使用します。
使用するドライバを変更する方法の詳細は、『Solaris Security Toolkit 4.2 Reference Manual』 の第 4 章を参照してください。ldm_control-secure.driver に対応する Solaris Security Toolkit のメインドライバは、secure.driver です。
ldm_control-secure.driver への変更が完了したら、rules ファイルに適切なエントリを作成します。
LDoms 制御ドメインを最小化する場合は、rules ファイル内の minimal-ldm-control.profile を次のように指定します。
hostname imbulu - Profiles/minimal-ldm_control.profile Drivers/ldm_control-secure-abc.driver |
LDoms および Solaris Security Toolkit パッケージをインストールしたあとで、LDoms MIB ソフトウェアパッケージを手動でインストールする必要があります。これらは、ほかのパッケージとともに自動的にはインストールされません。
LDoms 制御ドメインを最小化しない場合は、エントリは次のようになるはずです。
hostname imbulu - Profiles/oem.profile Drivers/ldm_control-secure-abc.driver |
JumpStart のインストール中の強化を取り消すには、次の SMF コマンドを実行して Logical Domains Manager を再起動する必要があります。
# svcadm enable svc:/ldoms/ldmd:default |