Logical Domains 1.2 管理ガイド

メモリーのマッピング

ドメインとそのドメイン内の実メモリーアドレスは、特定の物理メモリーアドレス (PA) に対応しており、次のように確認できます。

Procedure実メモリーアドレスを確認する

  1. すべてのドメインの解析可能な長形式のリストを生成します。


    primary# ldm list -l -p
    
  2. リストの MEMORY セクションの行を探します。この場合、PA は pa から (pa + size - 1) の包括範囲内にあります。つまり、pa <= PA < (pa + size - 1) です。

    ここでの pasize は、その行の対応するフィールドの値を指します。

    • このようなエントリが見つかった場合、PA はそのエントリが表示されたドメインに存在し、そのドメイン内の対応する実アドレスが ra + (PA - pa) によって求められます。

    • このようなエントリが見つからない場合、PA はどのドメインにも存在しません。