ゲストドメインの JumpStart を行うには、次の 2 つの例で示すように、正規の Solaris OS の JumpStart 手順にあるプロファイルの構文を Logical Domains 固有の JumpStart 手順に変更して、通常の JumpStart 手順を使用します。
通常の JumpStart のプロファイル
filesys c1t1d0s0 free / filesys c1t1d0s1 2048 swap filesys c1t1d0s5 120 /spare1 filesys c1t1d0s6 120 /spare2 |
論理ドメインの仮想ディスクデバイス名は、デバイス名にターゲット ID (tN) が含まれないという点で、物理ディスクデバイス名とは異なります。通常の cNtNdNsN 形式の代わりに、仮想ディスクデバイス名は cNdNsN という形式になります。ここで、cN は仮想コントローラ、dN は仮想ディスク番号、および sN はスライスを示します。次のプロファイルの例のように、使用する JumpStart プロファイルを修正して、この変更を反映してください。
論理ドメインで使用される実際のプロファイル
filesys c0d0s0 free / filesys c0d0s1 2048 swap filesys c0d0s5 120 /spare1 filesys c0d0s6 120 /spare2 |
仮想ネットワーク (vnet) デバイスの MAC アドレスは、ゲストのバナーで報告されたものではなく、JumpStart 構成に対する ldm(1M) コマンドによって報告されたとおりに使用する必要があります。