この節では、アイコンの作成および編集方法と、アイコン・エディタ描画ツールの使用方法について説明します。
[ファイル] メニューの [開く] を選択します。
まだ保存していない変更がある場合は、別のアイコンを読み込むとその変更が失われますという警告が表示されます。[開く] コマンドを取り消すには、[取消し] をクリックします。変更を保存しない場合は、[了解] をクリックします。
[ファイル名を入力してください] フィールドに読み込むファイル名を入力するか、[ファイルを開く] ダイアログ・ボックスの [ファイル] 選択から読み込むアイコン・ファイルを選択します。
[開く] をクリックします。
ファイルを読み込むと、([オプション] メニューの) [出力形式] に読み込んだファイルの形式を自動的に設定します。
ファイル・マネージャにあるアイコン・ファイルをダブルクリックして、既存のアイコンを開くこともできます。
[ファイル] メニューの [新規] を選択します。
まだ保存していない変更がある場合は、新規アイコンを開くとその変更が失われますという警告が表示されます。[新規] を取り消すには、[取消し] をクリックします。変更を保存しない場合は、[了解] をクリックします。
アイコン・エディタは作業領域を消去し、デフォルト・サイズ (32×32) に変更します。
アイコンをすでに読み込んでいる場合は、[編集] メニューの [アイコンの消去] を選択して、すでに読み込んでいたアイコンとサイズと名前が同じである新規アイコンを開くことができます。
(表 15–2 に示されている) 描画ツールの 1 つを選択します。
カラー (カラー、グレー、またはダイナミックカラー) を選択します。
選択したツールで描画を開始します。
各ツールによる描画の詳細は、次の節で説明します。
図 15–2 は、アイコン・エディタの描画ツールです。
ツール |
使用目的 |
操作 |
---|---|---|
鉛筆 |
フリーハンドの直線と個々のピクセルを描画します。 |
押したままにして、フリーハンドの線を描画します。 |
直線 |
まっすぐな線を描画します。 |
押したままにして、線を伸ばします。離すと線を描画します。 |
矩形 |
塗りつぶされた、または輪郭のある矩形を描画します。 |
押したままにして、矩形の輪郭を伸ばします。離すと矩形を描画します。 |
円 |
塗りつぶされた、または輪郭のある円を描画します。 |
円の中心を定めて押したまま、希望のサイズにドラッグして離します。 |
消去 |
イメージの大きい領域を消去します。 |
押したまま、消去する領域でドラッグします。 個々のピクセルを消去するには、[鉛筆] ツールと [透明] カラーを選択して行います。 |
塗りつぶし |
選択されたカラーで 1 つのカラーの領域を塗りつぶします。 |
塗りつぶす領域内のピクセルをクリックします。選択されたピクセルと同じカラーのその周りにあるピクセルすべてが、選択されたカラーで再度色づけされます。塗りつぶされる領域は、すべての方向に拡張され、境界を引くには、違う色のピクセルを使用します。 |
折れ線 |
直線がつながったものを描画します。 |
起点をクリックしてから各セグメントでクリックします。 最後のセグメントを終了するには、ダブルクリックします。 |
多角形 |
直線がつながったものを描画し、最初の線と最後の線をつなげて閉じた多角形を描きます。 |
起点をクリックしてから各セグメントでクリックします。 最後のセグメントを終了するには、ダブルクリックします。 |
楕円 |
塗りつぶされた、または輪郭のある楕円を描画します。 |
押したまま、希望のサイズと図形にドラッグしてから離します。 |
選択 |
作業する領域を選択します。[編集] メニューのコマンドの中には、領域の選択を必要とするものがあります。 |
選択する領域の隅のピクセルを指し、押したまま希望の領域にドラッグして離します。 |
塗りつぶし |
チェック・ボックスで選択すると、自動的に図形を塗りつぶすようになります。輪郭を描画するようにツールを戻すには、チェック・ボックスの選択を解除します。 |
[編集] メニューの [元に戻す] を選択します。
一番最後に実行した 1 つの変更だけを元に戻すことができます。