Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

デフォルト・プリンタ

システムに、印刷に使用できるプリンタが 1 つ以上ある場合があります。そのうちの 1 つが「デフォルト」プリンタに指定されます。デフォルト・プリンタは、プリンタ名を指定せずにドキュメントを印刷する場合に、デスクトップが自動的に使用するプリンタです。初めてデスクトップを開いたときに、デフォルト・プリンタはフロントパネルに表示されます。

フロントパネルにデフォルト・プリンタ以外のプリンタを表示する方法については、フロントパネルのプリンタを変更するにはを参照してください。

デフォルト・プリンタを判別するには

    フロントパネルの [個人プリンタ] サブパネルで、[デフォルト] プリンタ・コントロールをダブルクリックします。

    プリンタ・ジョブ・アプリケーションが起動します。プリンタ・アイコンの下の名前がデフォルト・プリンタ名です。

デフォルト・プリンタを変更するには

別のプリンタをデフォルト・プリンタに指定するには、次の作業を実行します。

  1. ホーム・フォルダに戻り、.dtprofile ファイルを開きます。

  2. LPDEST 環境変数の値を設定する行を追加または編集します。

       LPDEST=printer_device; export LPDEST

    csh を使用している場合の構文は次のとおりです。

       setenv LPDEST printer_device
    

    注 –

    この変更は、次回ログアウトしてログインし直した時点から有効になります。


    たとえば次の行は、デフォルト・プリンタを laser3d というデバイス名のプリンタに変更します。

       LPDEST=laser3d; export LPDEST

    csh を使用している場合の構文は次のとおりです。

       setenv LPDEST laser3d