mailx の機能を試すには、まず最初に自分自身にメッセージを送信してみましょう。プロンプトに対して mailx コマンドをもう一度入力しますが、今回は自分のアドレス (ログイン名とマシン名) も指定します。たとえば、ログイン名が rose でマシン名が texas の場合、アドレスは rose@texas となります。(@ シンボルは「at」の意味)。ローカルネットワーク上でのログイン名を使うこともできます (疑問点についてはシステム管理者に問い合わせてください)。
$ mailx rose@texas |
mailx プログラムは、Subject: という行を表示します。
$ mailx rose@texas Subject: |
ここで、メッセージの内容を説明する表題を入力して、Return キーを押します。次に、メッセージの本文を入力します。行の長さは短くおさえて、各行の終わりで Return キー を押します (Return キーを押す前ならば、Back Space キーで後退して再入力することによって文を修正できます)。
メッセージのサンプルを下記に示します (空白行は、Return キーで作成したものです)。
$ mailx rose@texas Subject: to someone who really cares Dear Rosey, From the ends of your fingers To the tip of your nose You're a cool breeze in August My sweet Texas Rose. See you soon, Rose |
メッセージを送信するには、メッセージの最終行で Return キーを押してから Ctrl-D を押します。メッセージが送信されると、コマンドプロンプトの状態に戻ります。