Solaris ユーザーズガイド (上級編)

mailx での vi の使い方

mailx の実行中に vi テキストエディタを使ってメッセージを作成できます。このエディタにより、メッセージを送信する前にテキストの追加や削除、誤りの修正などができます。vi に慣れていない場合は、第 6 章「vi エディタの使い方」を参照してください。

mailx プログラムでは、vi の標準的なコマンドを使ってテキストの挿入、削除、変更ができます。

vi を使ってメッセージを作成するには、次の手順に従います。

  1. mailx プロンプト (?) で m の後にアドレスを指定するか、コマンドプロンプトでアドレスを指定した mailx コマンドを入力します。

  2. Subject: 行に表題を入力して、Return キーを押します。

  3. 改行してから ~v コマンドを入力して vi を起動します。

    vi の画面に /tmp ディレクトリ内の空ファイルが表示されます。

  4. vi のコマンドを使ってメッセージの本文を入力し編集します。

  5. 編集が完了したところで、:wq Return キーまたは ZZ コマンドで vi を終了します。

    vi を終了すると、mailx によって (続く): というメッセージが表示されます。この時点で、(vi を使用せずに) メッセージに何か書き加えることも、Ctrl-D を押してメッセージを送信することもできます。