R、G、B はそれぞれ赤、緑、青のモニターガンを駆動する電圧レベルです。
アウトラインフォントとは、理想的な形状をした文字の集まりです。各形状は、形状の内部と外部とを分離する連続曲線の線分によって数値的に定義されます。この方法は写真植字機のような高解像度デバイスで使用されています。
アクセス制御機構とは、どのクライアントまたはアプリケーションが OpenWindows サーバーにアクセスできるかを決定する手段です。アクセス制御機構には、ユーザーベースとホストベースの2種類あります。
ウィンドウはクライアントがテキストとグラフィックスを描く描画面となります。1つのクライアントは複数のウィンドウを使用できます。
Solaris X サーバーのようなウィンドウサーバーまたはティスプレイサーバーは、マシンの表示機能を処理し、ユーザーデバイスと他のクライアントからの入力を集め、イベントをクライアントに送信するプログラムです。Solaris X サーバーはウィンドウマネージャとのすべての通信を処理します。
スクリーン上でのウィンドウの操作とユーザーインタフェース (方針) の大半は一般に、ウィンドウマネージャクライアントによって提供されます。ウィンドウマネージャは ウィンドウサーバーとのみ通信します。
ウィンドウ ID (WID) テーブルにはピクセルのビジュアル面、例えば、8 ビットピクセルであるか 24 ビットピクセルであるか、ピクセルを表示するときにはどの ルックアップテーブル (LUT) を使用すべきか、ピクセルがダブルバッファされているか、といった記述が含まれています。
システムの機能性を拡張するためにコアプロトコルに対する拡張を定義できます。
ハードウェアカラー LUT にインストールされるまで不可視であるソフトウェアカラーマップです。
カラールックアップテーブルとは、ピクセル値と RGB カラー値の間のマッピングを提供するハードウェアデバイスです。ルックアップテーブル (LUT) とも呼ばれます。
クライアントのカラーマップはある時点で1つだけインストールされます。インストールされたカラーマップに関連づけられたウィンドウには、その正しいカラーが表示されます。その他のカラーマップに関連づけられたウィンドウには、誤ったカラーが表示されます。この誤ったカラーの表示はカラーマップフラッシングと呼ばれます。
クライアントとは、あるプロセス間通信によってウィンドウサーバーに接続されるアプリケーションプログラムです。ウィンドウサーバーのクライアントと呼ばれます。クライアントはウィンドウサーバーと同じマシンで実行でき、またはネットワークの別のマシンで実行されているサーバーに接続できます。Solaris X サーバーのクライアントは X11 プロトコルを介して通信しなければなりません。
分散アプリケーションを作成するときにもっとも一般的に使用されるパラダイムは、クライアントサーバーモデルです。このモデルでは、クライアントはウィンドウサーバープロセスにサービスを要求します。クライアントとサーバーは、接続の両端で実現されなければならないプロトコルを必要とします。Solaris X サーバーは X11 プロトコルを実現します。
イメージをフレームバッファに描く速度を高めるために、回路に組み込まれる表示デバイスのことをアクセラレータまたはグラフィックスアクセラレータと呼びます。グラフィックスアクセラレータにはメモリーおよび追加カラー、3D イメージ、アニメーションの表示など機能性を強化するような回路が含まれることがよくあります。
表示デバイスを参照。
特別な指定がない限り、サーバーの起動時には PseudoColor ビジュアルが作成されます。このカラーマップはサーバー用デフォルトのカラーマップです。
クライアントがあるイベントについての通知を特に要求したときに、クライアントはそのイベントを処理の対象としたことになります。
スクリーンとは、物理的なモニターとハードウェアのことで、カラーと白黒があります。一般的な構成は、複数のスクリーン間で1つのキーボードとマウスを共有する形です。
製品名は、ディスプレイカードのタイプを識別します。
クライアントとサーバーの間の通信経路です。
ソフトウェアカラーマップとは、カラー LUT が提供するカラーマッピングの過程をソフトウェアで抽象化したものです。ソフトウェアカラーマップはハードウェアカラー LUT にロード、またはインストールできます。カラーマップとも呼ばれます。
デバイスドライバとは、UNIX ファイルシステム内のデバイスの名前です。この場合、X は、システム上の特定のデバイスの番号です。たとえば、システムに 2 つの CG3 があれば、第 1 の CG3 の名前は /dev/fbs/cgthree0 で、第 2 の CGS は /dev/fbs/cgthree1 となります。システムに CG3 と GX が 1 つずつある場合は、CG3 が /dev/fbs/cgthree0 となり、GX は /dev/fbs/cgsix0 となります。
デフォルトビジュアルとは、表示デバイスに対して使用可能なビジュアルの1つです。クライアントプログラムを開始すると、プログラムは別のビジュアルを指定しない限り、デフォルトビジュアルで実行されるのが普通です。デフォルトビジュアルには組み込み、サーバー、許可可能の数種類があります。
ハードウェアカラーマップとは、カラー LUT です (カラールックアップテーブルも参照)。
バスとは、システムにおける入出力 (I/O) のリンクです。表示デバイスは、バスによってシステムに物理的および論理的に接続されます。SBus、VME、P4 バスは、SPARC システム内で使用されます。サードパーティのシステムでは、この 3 つのバスとは異なるバスが使用されることがあります。
ビジュアルはピクセル値を解釈する方法を記述します。ビシュアルクラスとピクセルサイズ属性がひとまとめになってビジュアルを記述します。
ビジュアルカテゴリとは、特定のピクセルサイズのすべてのビジュアルクラスのグループです。Solaris X でサポートされているビジュアルカテゴリは、1 ビット、4 ビット、8 ビット、および 24 ビットです。
ビジュアルクラスとは、ピクセルをカラーとしてどのように表示するかという方法です。Solaris X でサポートされているビジュアルクラスは、PseudoColor、StaticColor、GrayScale、StaticGray、TrueColor、および DirectColor です。
ピックスマップとは、サーバー中のスクリーン以外のメモリーのブロックです。つまり、ピクセル値の配列です。
ビットマップとは、四角形をした要素の配列であり、各要素には内部値または外部値のどちらかが入ります。
ビットマップフォントとは、ビットマップの集まりとビットマップがどのように使われるかを定義した情報 (例えば、文字の間隔) を合わせたものです。
ユーザーのモニターは、モニターに表示される内容を制御する表示デバイスに接続されています。表示デバイスには表示情報の保存専用のメモリー (フレームバッファと呼ばれる) も含まれています。表示デバイスはグラフィックスアダプタとも呼ばれます。
複合フォントとは、階層的に構成されたベースフォントの集まりです。
TC 表示デバイスは、さまざまなデプスのビジュアルを提供するので、複数プレーングループ (MPG) または複数デプスデバイスと呼ばれます。
複数のビジュアルカテゴリを同時にサポートできる表示デバイスは、複数プレーングループ (MPG) デバイスと呼ばれます。
ピクセルデータが保存されている表示デバイス上の物理メモリーは、一般にプレーングループと呼ばれます。
通常、ピクセルデータは、フレームバッファまたはビデオメモリーと呼ばれる専用のコンピュータメモリーに保存されます。
要求とは、接続を介してサーバーに送信されるコマンドです。
カラールックアップテーブルを参照。