既存のオブジェクト仕様プロパティを更新するには、既存の仕様の objid を指定し、tt_spec_prop_set と tt_spec_prop_add を使用します。仕様プロパティが更新された場合は、tt_spec_write を使って ToolTalk データベースにその変更を書き込みます。
既存の仕様を更新中に、tt_spec_write を呼び出した時点で ToolTalk サービスが TT_WRN_STALE_OBJID
を返した場合、ToolTalk データベース内のオブジェクトを指す転送ポインタが見つかったことになります。これは、オブジェクトが移動していることを示します。新しい
objid を取得するには、古い objid が入ったオブジェクトメッセージを作成し、このメッセージを送信します。ToolTalk サービスは、同じ状態コードの TT_WRN_STALE_OBJID
を返しますが、新しい objid を入れるためにメッセージの
objid 属性を更新します。tt_message_object を使って、メッセージから新しい objid
を検索し、新しい objid を内部データ構造に配置します。