用語集

CAD

計算機設計支援 (Computer Aided Design)

CASE

計算機ソフトウェア設計支援 (Computer Aided Software Engineering)

fd

ファイル記述子

libtt

ToolTalk アプリケーションプログラミングインタフェース (API) ライブラリ

procid

プロセス識別子

ptid

プロセス型識別子

ptype

プロセス型

rpc.ttdbserverd

ToolTalk データベースのサーバープロセス

sessid

セッションを識別します。

ToolTalk 型データベース

ToolTalk 型情報を記憶するデータベース

ttdbck

ToolTalk データベースの検査および修復ユーティリティ

ttsession

ToolTalk 通信プロセス

tt_type_comp

ToolTalk 型コンパイラ

xdr フォーマットテーブル

ttsession が呼び出されたときに読み取られる型データベース

オブジェクト型 (otype)

アプリケーションのオブジェクト型 (otype) は、オブジェクト指向メッセージの配信時に ToolTalk サービスが使用するアドレス指定情報を持っています。

オブジェクト型識別子 (otid)

オブジェクト型を識別します。

オブジェクト指向メッセージ

アプリケーションが管理するオブジェクトにアドレス指定されたメッセージ

オブジェクト仕様 (スペック)

オブジェクト仕様 (スペックと呼ばれる) には、オブジェクト型、オブジェクト内容が配置されているファイル名、およびその所有者などの標準プロパティがあります。

オブジェクト内容

オブジェクト内容は、オブジェクトを作成または管理するアプリケーションによって管理される。一般的に通常ファイルの一部であり、パラグラフ、ソースコード関数、一連のスプレッドシートセルなどがあります。

オブジェクトファイル

オブジェクト情報が入っているファイル。アプリケーションはファイル内のオブジェクトを照会し、オブジェクトに対してバッチ単位で動作を実行できます。

隠されたポインタ (オペークポインタ)

特定のインタフェースを介して引き渡されたときだけ意味を持つ値

カテゴリ

アプリケーションがパターンに一致する要求を処理したいのか、または要求を監視したいだけなのかを示すパターン属性

コンテキスト

任意のペア (つまり、<名前、値> のペア) を ToolTalk のメッセージとパターンに関連付けること

シグニチャ

ptype または otype におけるパターン。シグニチャには、処置の値および操作番号を入れることができます。

• ptype シグニチャ (psignatures) は、プログラムが受信したい手続き型メッセージを記述します。

• otype シグニチャ (osignatures) は、その型のオブジェクトにアドレス指定可能なメッセージを定義します。

初期セッション

アプリケーションを起動した ToolTalk セッション

スペック

「オブジェクト仕様 (スペック)」を参照してください。

静的なメッセージパターン

定義済みの一連のメッセージを受信したい場合に、メッセージパターン情報を指定する簡単な方法です。

セッション

同一のデスクトップまたは同一のプロセスツリーにより関連付けられたプロセスのグループ

通知

通知とは、情報を伝えるものであり、アプリケーションがイベントのことを連絡するための方法

ツールマネージャ

開発ツールの環境を調整するためのプログラム

動的なメッセージパターン

アプリケーションの実行中にメッセージパターン情報を提供すること

配信範囲

メッセージまたはパターンの属性であり、ToolTalk が一致するメッセージまたはパターンを探す範囲を決定します。

パターンコールバック

クライアント関数。ToolTalk サービスは、指定されたパターンに一致するメッセージを受信したときにこの関数を呼び出します。

パッケージ

共同で数種類のソフトウェアを作成する構成要素のグループ。1 つのパッケージは、ソフトウェアを構成する実行可能ファイルだけでなく、情報ファイルとスクリプトも持っています。ソフトウェアは、パッケージの形式に従ってインストールされます。

ファイル

アプリケーションの処理対象であるデータの入れ物

プロセス

ToolTalk サービスを使用するアプリケーション、ツール、またはプログラムを 1 回実行すること

プロセス指向メッセージ

プロセスにアドレス指定されたメッセージ

分類機構 (CE: Classing Engine)

デスクトップオブジェクトの特性を識別すること。すなわち、デスクトップオブジェクトの印字方法、アイコン、およびファイルのオープン処理コマンドなどの属性を格納します。

分類機構テーブル

OpenWindows の分類機構が読み取る型データベース

マーク

API スタック上の場所を表す整数

メッセージ

ToolTalk サービスがプロセスに配信する構造体。ToolTalk メッセージは、操作名、型引数のベクトル、ステータス値またはステータス文字列ペア、および付属アドレス指定情報から構成されています。

メッセージコールバック

クライアント関数。ToolTalk サービスはこの関数を呼び出し、指定されたメッセージに関する情報を送信側アプリケーションに報告します。この情報とは、たとえば、メッセージが失敗した、メッセージによってツールが起動されたなどです。

メッセージの監視

要求された動作を実行せずにメッセージだけを表示すること

メッセージの処理

送信側アプリケーションから要求のあった操作を実行することであり、要求に対して ToolTalk 応答を送信すること

メッセージパターン

アプリケーションが受信したい情報を定義すること

メッセージプロトコル

メッセージプロトコルとは、アプリケーション間で実行することが同意されている操作を記述した、一連の ToolTalk メッセージ

約束監視

開始処置または待ち行列処置のオブザーバのシグニチャを持つ ptype に一致する各メッセージのコピーを、ToolTalk サービスが配信することを保証します。ToolTalk サービスは、インスタンスを起動して ptype の実行インスタンスにメッセージを配信するか、または ptype のメッセージを待ち行列に入れてメッセージを配信します。

要求

処理を呼び出すこと。処理の結果はメッセージに記録され、メッセージは応答として送信側に返されます。

要求の拒否

要求された操作を受信側アプリケーションが実行できず、別のツールにメッセージを渡す必要があることを ToolTalk サービスに通知します。

要求の失敗

要求された操作を実行できないことを送信側アプリケーションに通知すること

ラップシェルコマンド

ToolTalk の拡張シェルコマンド。これらのコマンドを使用すると、ToolTalk ファイルに対する共通ファイル操作を安全に実行できます。