ToolTalk ユーザーズガイド

Xedit アプリケーションの変更

Xedit アプリケーションを変更し、Xfontsel アプリケーションと通信できるようにするには、次のファイルを変更する必要があります。

Xedit は、ToolTalk デモンストレーションのために、ToolTalk ヘッダーファイルと xedit.c ファイル内の新しい ToolTalk コマンドについて知る必要があります。xedit.h ファイルでの変更方法は、例 B–1にコメントとともに示します。

次に、ToolTalk セッションを設定してフォント変更用のボタンを作成し、Xedit が ToolTalk メッセージを受信し処理できるように Xedit.c ファイルにコードを追加する必要があります。これらのファイルでの変更方法は、例 B–2にコメントとともに示されています。

commands.c ファイルにコードを追加して、フォント変更の完了時に応答を送る、または操作の異常終了時に通知するように、Xedit が Xfontsel アプリケーションに指示できるようにします。また、Xedit が何の操作を実行してほしいかを Xfontsel に知らせるコードを追加する必要もあります。これらのファイルへの変更方法は、例 B–3 にコメントとともに示されています。

Xedit プログラムへの最後の変更は、ToolTalk ライブラリを使用するように Makefile を変更します。これを行うために、次のように -ltt オプションを追加します。

 LOCAL_LIBRARIES = -ltt $(XAWLIB) $(XMULIB) $(XTOOLLIB) $(XLIB)

Xedit ファイルに対して指示された変更を行なった後、Xedit プログラムをコンパイルします。