ファイルを配信範囲とするメッセージで待ち行列に入ったものは、配信範囲となるファイルと同じファイルシステム上のデータベースに格納されます。このデータベースを読むことができるのはスーパーユーザーだけであり、(ルートとして動作中の) ToolTalk データベースサーバーは、そのファイルの読み取り権を持つユーザーのプロセスだけにそのメッセージを渡します。
セッションを配信範囲とするメッセージで待ち行列に入ったものは、そのセッションを管理する ttsession のアドレス空間に格納されます。ttsession は、自分が動作している認証モードを満たすプロセスだけにそのメッセージを渡します。