tt_file_objects_query() などのファイル照会関数を呼び出す場合、照会から項目を返すときに、ToolTalk サービスが呼び出すフィルタルーチンを指します。たとえば、特定のオブジェクトを見つけるには、ToolTalk ファイル照会関数が使用するフィルタルーチンを使用できます。
tt_file_objects_query() 関数は、ファイルにすべてのオブジェクトを返し、ユーザーが与えるフィルタルーチンを介してそのオブジェクトを実行します。一度フィルタルーチンが指定されたオブジェクトを見つければ、tt_malloc() を使用して記憶場所を作成し、オブジェクトをそこにコピーできます。フィルタ関数が戻ると、ToolTalk サービスはファイル内でオブジェクトが使用する記憶領域をすべて解放しますが、tt_malloc() 呼び出しによって格納したオブジェクトは、それ以降も利用できます。