ToolTalk ユーザーズガイド

この例では、デバッガはエディタを使用して、ToolTalk メッセージを介してブレークポイント周辺のソースを表示します。

エディタは、ptype の中に次のハンドルパターンを持っています。

(HandlerPtype: TextEditor;
  Op: ShowLine;
  Scope: TT_SESSION;
  Session: my_session_id;
  File: /home/butterfly/astrid/src/ebe.c)

  1. デバッガはブレークポイントに到達すると、操作属性 (ShowLine)、引数属性 (行番号)、ファイル属性 (ファイル名)、セッション属性 (現在のセッション ID)、および配信範囲属性 (TT_SESSION) を含むメッセージを送信します。

  2. ToolTalk サービスは、登録されているすべてのパターンとメッセージを照合して、エディタが登録したパターンを検索します。

  3. ToolTalk サービスは、エディタにメッセージを配信します。

  4. その後エディタは、引数で示した行へスクロールします。