リモートプロシージャは次の 3 つの要素によって一意に識別されます。
プログラム番号
バージョン番号
手続き番号
プログラム番号とは、関連するリモートプロシージャがグループ化された 1 つのプログラムを示します。プログラム内の各手続きは固有の手続き番号を持っています。
プログラムは 1 つまたは複数のバージョンを持つ場合があります。各バージョンはリモートで呼び出せる手続きの集まりです。バージョン番号を利用することにより、1 つの RPC プロトコルの複数のバージョンを同時に使用できます。
各バージョンにはリモートで呼び出せる多くの手続きが含まれます。各手続きは、手続き番号を持っています。
プログラムと手続き番号では、値の範囲と意味を示し、プログラム番号を RPC プログラムに割り当てる方法を説明しています。RPC サービス名とプログラム番号との対応リストは、RPC ネットワークデータベースの /etc/rpc にあります。