ONC+ 開発ガイド

xdr_inline() カウント

rpcgen は、可能な限り xdr_inline() (xdr_admin(3NSL) のマニュアルページを参照) を使用して、より効率の良いコードを生成しようとします。構造体の中に xdr_inline() を使用できるような要素 (たとえば、integer()long()bool()) があれば、構造体のその部分は xdr_inline() を使用してパックされます。デフォルトでは、パックされる要素が 5 つ以上連続していれば、インラインコードが生成されます。-i フラグを使用してインラインコードを生成する個数を変更できます。たとえば、rpcgen -i 3 test.x というコマンドでは、パックできる要素が 3 つ以上連続していれば、 rpcgen によってインラインコードが生成されます。 コマンド行 rpcgen -i 0 test.x の実行では、インラインコードの生成が禁止されます。

ほとんどの場合、-i フラグを指定する必要はありません。このフラグの対象となるのは _xdr.c スタブプログラムだけです。