Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

ユーザ・インタフェースのカスタマイズの管理

フロントパネルのコントロールのポップアップ・メニューと [アイコンのインストール] コントロールを使用して、フロントパネルを大規模にカスタマイズできます。

この節では次のことを説明します。

個人用カスタマイズを回避するには

  1. コントロールが組み込みコントロールの場合は、定義を /usr/dt/appconfig/types/language/dtwm.fp から /etc/dt/appconfig/types/language/name.fp へコピーします。

  2. 次の行をコントロール定義に追加します。

       LOCKED   True

削除されたコントロールまたはサブパネルを復元するには

[デスクトップツール] アプリケーション・グループの [フロントパネルの復元] アクションは、ユーザ・インタフェースで行われたフロントパネルのカスタマイズをすべて削除します。このアクションを使用して、フロントパネルのポップアップ・メニューで行なった個人用カスタマイズをすべて削除できます。

個々のコントロールを復元するには、次の手順に従ってください。

    HomeDirectory/.dt/types/fp_dynamic ディレクトリで、コントロールを削除したときに作成されたファイルを削除します。コントロールは、削除された元のコントロールと同じ名前になります。

たとえば、アイコン・エディタ・コントロールを削除した場合、fp_dynamic ディレクトリのファイルの内容は次のようになります。

CONTROL IconEditor
{
	  …
  DELETE   True
	}

サブパネルを削除すると、そのサブパネルとサブパネルの各コントロールに対して、別の動的ファイルが作成されます。