Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

アプリケーション・リソースの設定

アプリケーションはリソースを使用して、外観と動作を設定します。たとえば、スタイル・マネージャ (dtstyle) が提供するリソースにより、システムがカラー・パレットに関する情報が入っているファイルを検索する場所を指定できます。

dtstyle*paletteDirectories: /usr/dt/palettes/C HomeDirectory/.dt/palettes

デスクトップ・アプリケーションのデフォルトのリソース・ファイルは、/usr/dt/app-defaults/language ディレクトリにあります。

システム共通リソースを設定するには

    リソースをファイル /etc/dt/config/language/sys.resources に追加します (ファイルを作成しなければならない場合もあります)。

たとえば、/etc/dt/config/C/sys.resources に次のように指定します。

AnApplication*resource: value

この場合、次のログイン時にリソース AnApplication*resource が各ユーザの RESOURCE_MANAGER 属性に設定されます。


注 –

スタイル・マネージャ・リソースの詳細は、dtstyle(1X) のマニュアルページを参照してください。メール・プログラム・リソースの詳細は、dtmail(1X) のマニュアルページを参照してください。


個人用リソースを設定するには

  1. リソースをファイル HomeDirectory/.Xdefaults に追加します。

  2. [デスクトップツール] アプリケーション・グループにある [リソースの再読込み] をダブルクリックします。

デスクトップがリソースを読み込む方法

リソースは、セッション・マネージャによってセッションの起動時に読み込まれます。セッション・マネージャがリソースを RESOURCE_MANAGER に読み込む方法の詳細は、セッション・リソースの読み込みを参照してください。

プロセス・マネージャ・リソース

次のプロセス・マネージャ・リソースが使用可能です。