Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

リモート・アプリケーションを実行するアクションの作成

アクション定義 EXEC_HOST フィールドを使用して、アプリケーションの位置を指定します。

EXEC_HOST の有効な値は次のとおりです

%DatabaseHost% — アクションが定義されるホスト

%LocalHost% — アクションが呼び出されるホスト (「セッション・サーバ」)

%DisplayHost% — X サーバを実行中のホスト (X 端末では使用できません)

%SessionHost% — コントロールを行うログイン・マネージャが実行中のホスト

hostname — 名前付きホスト。アクションが 1 つの特定ホスト上に必ず呼び出される環境でこの値を使用します

%"prompt"% — アクションが呼び出されるたびにホスト名をプロンプトします。

デフォルト値は、%DatabaseHost%%LocalHost% です。したがって、EXEC_HOST フィールドが削除されると、アクションはアクション定義が入っているホストで最初にコマンドの実行を試みます。これに失敗すると、アクションはセッション・サーバでコマンドの実行を試みます。