アクション作成ツールは、アプリケーションを実行するためのアクションとデータ型を作成するよう設計されています。アクションとデータ型には非常に柔軟性がありますが、手作業で定義を作成した場合しかアクセスできない追加機能があります。
詳細は、次の章を参照してください。
次の条件のいずれかが当てはまる場合は、アクション作成ツールを使用してアプリケーションのアクションを作成できません。
コマンド行に、ファイルではない引き数 (パラメータ) が必要な場合
たとえば、アクション作成ツールを使用して次のコマンドのアクションを記述できません。
lp -ddevice filename
このコマンドでは、コマンドを実行するたびに device の値を指定しなければなりません。
アプリケーション・アイコンのラベルがアクション名と異なる場合
たとえば、アクション作成ツールを使用して、既存のアクションのローカル言語バージョンを提供できません。
アクションがアクション・データベースの拡張機能を必要とする場合
拡張機能を必要とするアクションには次のようなものがあります。
アクション定義から、離れたリモートシステムにコマンドを発行するアクション
他のアクションを起動するアクション
別のユーザ (スーパーユーザなど) として実行しなければならないアクション
「マップ」機能を広範囲に活用するアクション
提供されるファイル引き数の数によって動作が非常に異なるアクション
次の条件のいずれかが当てはまる場合は、アクション作成ツールを使用してアプリケーションのデータ型を作成できません。
[開く] と [印刷] 以外のデータ型に関連付けられた追加のアクションが必要な場合
データ型の [開く] アクションが、そのアクションのコマンドではない場合
たとえば、アクション作成ツールを使用して、アプリケーションのアプリケーション・グループを表すディレクトリに一意のアイコンを提供するデータ型を作成できません。