1 インスタンス・コントロールは、PUSH_ACTION によって起動されたプロセスがすでに実行中かどうかをチェックします。プロセスが実行中でない場合は、PUSH_ACTION が実行されます。プロセスが実行中の場合は、ウィンドウが現在のワークスペースのウィンドウの重なりの一番上に移動します。
コントロールの動作を定義するには、次のフィールドを使用します。
PUSH_RECALL — True に設定します。
CLIENT_NAME — コントロールにクライアント名を指定します。
CLIENT_NAME の値は、アプリケーションのトップレベル・ウィンドウの WM_CLASS 属性の一番目の文字列 (res_name) に一致しなければなりません。詳細は、xprop(1) のマニュアル・ページを参照してください。
PUSH_ACTION — コントロールをクリックしたときに実行されるアクションを記述します。
たとえば次のコントロールは、MyEditor という名前のアクションを持つアプリケーションのインスタンスを 1 つ実行します。
CONTROL MyEditor
 {
 	TYPE							icon
 	CONTAINER_NAME				Top
 	CONTAINER_TYPE				BOX
 	POSITION_HINTS				15
 	PUSH_RECALL					True
 	CLIENT_NAME					BestEditor
 	PUSH_ACTION					StartMyEditor
 	ICON							MyEd
 }