Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

デフォルト・プリンタの構成

次の操作により、デフォルト・プリンタにアクセスします。

デフォルトの印刷の宛先を変更するには

すべてのユーザのデフォルト・プリンタを変更するには、次のようにします。

  1. ファイル /etc/dt/config/Xsession.d/0010.dtpaths を開きます。

    /etc/dt/config/Xsession.d/0010.dtpaths が存在しない場合は、/usr/dt/config/Xsession.d/0010.dtpaths からコピーします。

  2. LPDEST=printer 行で、printer をデフォルトの印刷の新しい宛先に変更します。

    LPDEST=printer 行が存在しない場合は追加します。printer は、デフォルト・プリンタにするプリンタ名です。

  3. ユーザはログアウトしてからログインし直します。

1 人のユーザのデフォルト・プリンタを変更するには、そのユーザは次の作業を実行します。

    サブパネルの [個人プリンタ] からフロントパネルに別のプリンタをコピーします。

デフォルト・プリンタとして別のプリンタを指定するには、次のようにします。

  1. ホーム・フォルダに入って、ファイル .dtprofile を開きます。

  2. LPDEST 環境変数の値を設定する行を追加または編集します。

       LPDEST=printer_device; export LPDEST

    csh を使用している場合の構文は次のとおりです。

       setenv LPDEST printer_device
    

    たとえば、次の行はデフォルト・プリンタをデバイス名が laser3d であるプリンタに変更します。

       LPDEST=laser3d; export LPDEST

    csh を使用している場合の構文は次のとおりです。

       setenv LPDEST laser3d