wnnhosts(4)

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wnnhosts– アクセス制御設定

機能説明

wnnhosts は、変換サーバーに接続できるホストやユーザーを制限することができます。初期状態では wnnhosts は用意されていないため、アクセス制御を行なう場合に新規に作成する必要があります。wnnsysenv_server から設定を行うと、wnnhosts は自動的に作成されます。wnnhosts 変更後は、jserver の再起動が必要となります。

参照順位

1. jserver の起動オプション -A での指定

2. /etc/wnn/wnnhosts (システム設定)

書式

---

[Conversion_Server_Name]
  [Language_of_Conversion_Server]
  [Server_Host_Name:No] [Server_Host_Name/No]  {
    [Access_Data]
    [Access_Data]
      :
}

---

[Conversion_Server_Name] と [Language_of_Conversion_Server] は、Wnn8 ではそれぞれ jserver と ja_JP が固定値となります。

[Server_Host_Name] または [Server_Host_Name:No] または [Server_Host_Name/No]と { の間は、必ず半角空白文字で区切ります。

ポート番号の省略時は、jserver の標準ポート (22273) が適用されます。

[:No] とコロンで区切ると相対ポート番号となり、jserver の標準ポート番号 (22273) に設定値を加えた値をポート番号とします。例えば :1 とした場合は 22274 が使用されます。 [/No] とスラッシュで区切ると絶対ポート番号となり、設定値をそのままポート番号として使用します。

セミコロン (；) ではじまる行はコメントとなります。

Access_Data は、次の書式で指定します。

Host_Name

このホストからはすべてのユーザーがアクセス可能になります。

Host_Name:User_name, User_name, . . .

このホストからは、ユーザー名で指定したユーザーのみがアクセス可能となります。複数のユーザーを指定する場合はコンマ (,) で区切ります。

@User_name

このユーザーはすべてのホストからアクセス可能になります。

SunOS 5.10  最終更新日 2006年1月27日

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