この章では、製品のサポート中止情報について説明します。
次のアジアの短縮ロケール名は、Solaris ソフトウェアの dtlogin 言語リストに含まれていません。
zh.GBK
zh.UTF-8
ko.UTF-8
以前の add_drv コマンドでは、device_driver パラメータにパス名を指定できました。パス名の指定は、Solaris でサポートされなくなりました。デバイスドライバのパス名を指定すると、次のエラーメッセージが STDERR に書き込まれます。
Error: driver may not be specified by path path name Error: Could not install driver driver name |
インストールまたはアップグレードの実行時にパス名を指定したことにより生成されるエラーメッセージは、 install_log ファイルまたは upgrade_log ファイルに書き込まれます。
swmtool を含む admintool は、Solaris でサポートされなくなりました。このコマンドの機能は、次のユーティリティーで置き換えられています。
ユーティリティー |
コマンド |
機能 |
---|---|---|
Solaris Management Console |
smc |
ユーザー、グループ、ホスト、およびシリアルポートの管理 |
印刷マネージャー |
printmgr |
プリンタの管理 |
Product Registry |
prodreg |
ソフトウェアの管理 |
libadm(3lib) からエクスポートされる asysmem() インタフェースおよび sysmem() インタフェースは、Solaris に含まれなくなりました。これら 2 つは旧式のインタフェースです。アプリケーション開発者は、代わりに sysconf(3C) ライブラリ関数を使用してください。
詳細は、sysconf(3C) のマニュアルページを参照してください。
Internet Systems Consortium の BIND 8 DNS ネームサーバーおよびツールは、Solaris 10 OS ではサポートされなくなりました。BIND 8 バージョンの DNS ネームサーバーおよびツールは、それぞれ対応する BIND 9 バージョンで置き換えられています。BIND 8 から BIND 9 への移行情報と特定の Solaris での実装の詳細については、『Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : DNS、NIS、LDAP 編)』のパート II「DNS の設定と管理」を参照してください。
共通オブジェクトファイル形式 (COFF) のオブジェクトコードを x86 アーキテクチャープラットフォームで実行する機能は、Solaris でサポートされなくなりました。同様に、x86 プラットフォームで System V リリース 3 との互換性を保つためのその他のサポートも、すべて終了しました。
identify ドライバエントリポイントは、カーネルで呼び出されなくなりました。この Solaris リリース用の新しいドライバをコンパイルして提供する場合は、このエントリポイントを nulldev カーネル関数に設定してください。既存のドライバのバイナリは、再コンパイルしなくても動作します。
次のシンボルがヘッダーファイルから削除されています。これらのシンボルに関連付けられている機能は、Solaris で使用できなくなりました。ドライバ開発者は、関連するコードを削除してください。
廃止されたインタフェース |
好ましいインタフェース |
---|---|
ddi_getiminor(9F) |
getminor(9F) を使用 |
GLOBAL_DEV |
0 を指定 |
NODEBOUND_DEV |
0 を指定 |
NODESPECIFIC_DEV |
0 を指定 |
ENUMERATED_DEV |
0 を指定 |
DDI_IDENTIFIED |
不要 |
DDI_NOTIDENTIFIED |
不要 |
ddi_mapdev(9F) |
devmap_setup(9F) |
ddi_mapdev_intercept(9F) |
devmap_load(9F) |
ddi_mapdev_nointercept(9F) |
devmap_unload(9F) |
ddi_mapdev_ctl(9S) |
devmap_callback_ctl(9S) |
mapdev_access(9E) |
devmap_access(9E) |
mapdev_free(9E) |
mapdev_free(9E) |
mapdev_dup(9E) |
devmap_dup(9E) |
ddi_mapdev_set_device_acc_attr(9F) |
ddi_device_mapping_check |
詳細は、ddi_create_minor_node(9F)、ddi_getiminor(9F)、getminor(9F)、identify(9E)、nulldev(9F)、および devmap(9E)のマニュアルページを参照してください。
Solaris UTF-8 (Unicode) ロケールで、Euro 文字の次の非標準入力キーシーケンスは、Solaris でサポートされなくなりました。
Alt-E
Alt-4
Alt-5
Meta-E
Meta-4
Meta-5
シーケンスを表わす場合、ハイフンはキーを同時に押すことを示します。+ 記号は、キーを連続して押すことを示します。
推奨される標準の入力キーシーケンスは、次のとおりです。
Alt Graph-E
Compose+C+=
キーボードに Alt Graph キーまたは Compose キーがない場合は、次のキーシーケンスを使用します。
Ctrl-Shift-T+C+=
X/Open XFN 標準に基づくフェデレーテッドネーミングサービス (FNS) は、Solaris でサポートされなくなりました。
汎用 LAN ドライバ (GLD) のバージョン 0 インタフェースは、Solaris でサポートされなくなりました。バージョン 0 インタフェースについては、『Solaris 2.1 Device Driver Writer's Guide for x86』を参照してください。ドライバには、『Writing Device Drivers』に記載されているバージョン 2 インタフェースを使用することをお勧めします。
ドライバでどのバージョンの GLD インタフェースが使用されているかを調べるには、次のスクリプトを実行します。
#!/bin/sh # # Test a driver binary for v0 or v2 GLD interface usage # for file do /usr/ccs/bin/nm $file | /bin/awk ' /\|gld_register$/ { isgld=1; } /\|gld_mac_alloc$/ { isv2=1; } END { if (!isgld) print file, "does not use GLD"; else if (!isv2) print file, "is a version 0 GLD driver"; else if (isv2) print file, "is a version 2 GLD driver"; }' file=$file done |
Realtek の rtls ドライバは現在でもバージョン 0 インタフェースを使用していますが、この Solaris リリースではサポートされません。しかし、rtls の代替ドライバである rf は、バージョン 2 インタフェースを使用しています。この代替ドライバは http://homepage2.nifty.com/mrym3/taiyodo/eng からダウンロードできます。
/usr/share/lib/zoneinfo/GMT[+-]* タイムゾーンは、Solaris でサポートされなくなりました。これらの zoneinfo タイムゾーンの代わりに、対応するタイムゾーンを引用符付きで使用してください。
詳細は、zoneinfo(4) および environ(5) のマニュアルページを参照してください。
Solaris 10 ソフトウェアの Sun Java Desktop System, Release 3 ソフトウェアは、GNOME 2.6 Desktop に基づいて構成されています。次のコンポーネントは、Java Desktop System, Release 3 に含まれていません。
/usr/bin/galf
/usr/bin/galf-server
/usr/bin/gnome-settings-daemon
/usr/bin/gnome-theme-properties
/usr/bin/gnometris
/usr/bin/intltool-unicodify
/usr/bin/jmplay.bin
–font-install
/usr/bin/linc-config
/usr/bin/metacity-properties
/usr/bin/mk-star-menuentries
/usr/bin/nautilus-gtkhtml-view
/usr/bin/play
/usr/bin/rec
/usr/bin/sfconvert
/usr/bin/sfinfo
/usr/bin/soxmix
/usr/bin/yelp-pregenrate
/usr/lib/libgen_util_applet-2.so
/usr/lib/liblinc.so
/usr/lib/libzvt2.0.s
これらのコンポーネントが必要な場合は、GNOME コミュニティーにお問い合わせください。http://gnome.org を参照してください。
次のグラフィックデバイスのソフトウェアサポートは、このリリースでは提供されていません。
デバイス |
ドライバ |
---|---|
MG1、MG2 |
bwtwo |
CG3 |
cgthree |
SX/ CG14 |
sx、cgfourteen |
TC |
cgeight |
TCX |
tcx |
ISA および EISA 入出力バスに基づく次のデバイスは、Solaris でサポートされなくなりました。同様に、これらのデバイス専用に作成されたデバイスドライバもサポートされなくなりました。このようなドライバで、PCI デバイスもサポートされている場合があります。その場合、ドライバを削除すると、これらの PCI デバイスのサポートも削除されます。Solaris での EISA バスのサポートは削除されています。
Distributed Processing Technology (DPT) 製 SmartRAID IV SCSI HBA および RAID アダプタカード
Compaq 製コントローラ
Compaq 32-Bit Fast-Wide SCSI-2 EISA/PCI Controller (825)
Compaq Wide-Ultra SCSI PCI Controller (875)
Compaq Smart-2 EISA/PCI Array Controller
Smart-2SL PCI Array Controller
American Megatrends 製コントローラ
American Megatrends MegaRAID 428 SCSI RAID Controller
Mylex
Mylex DAC960E EISA
Mylex DAC960P/PD/PD-Ultra/PL PCIhost バスアダプタシリーズ
PSMI MP モジュール
Compaq PSMI MP モジュール
Corollary PSMI MP モジュール
これらの PSMI MP モジュールでは、次のマルチプロセッサアーキテクチャーが使用されています。
Compaq systempro (386/486)
Compaq systempro XL (486/Pentium 60/66)
Corollary cbus (386/486)
Corollary cbus-II (Pentium)
Java Runtime Environment (JRE) のバージョン 1.2.2 は、このリリースではサポートされなくなりました。ほぼ同等の機能が Java 2 Standard Edition バージョン 1.4 およびその互換バージョンでサポートされています。JRE の新旧のバージョンは、http://java.sun.com からダウンロードできます。
Kodak Color Management System (KCMSTM) は、Solaris でサポートされなくなりました。
Lance Ethernet (le) ドライバは、Solaris でサポートされなくなりました。
LDAP C-API ライブラリバージョン 3 libldap.so.3 は、Solaris でサポートされなくなりました。このライブラリの最新バージョンは、LDAP C-API バージョン 5 libldap.so.5 です。
次の軽量プロセス (LWP) インタフェースは、Solaris でサポートされなくなりました。
_lwp_create(2)
_lwp_detach(2)
_lwp_exit(2)
_lwp_getprivate(2)
_lwp_makecontext(2)
_lwp_setprivate(2)
_lwp_wait(2)
これらのインタフェースは、デフォルトでマルチスレッドが有効になる一般モデルに含まれていません。これらのインタフェースは、libthread をリンクしていないアプリケーション内で使用する場合に限り、期待どおり機能していました。
無名インタフェースグループ機能は、この Solaris リリースではサポートされなくなりました。無名インタフェースグループ機能を有効にするには、ndd コマンドを使用して ip_enable_group_ifs 変数を設定していました。
代わりに、同様の働きを持つ、サポート対象の IP ネットワークマルチパス機能を使用してください。IP ネットワークマルチパスグループは、ifconfig コマンドの group キーワードを使って作成できます。
詳細は、ifconfig(1M) のマニュアルページを参照してください。
NetscapeTM ソフトウェアの次に示すバージョンは、Solaris でサポートされなくなりました。
Netscape 4.7.x
Netscape 6.2.x
Netscape 7.0
netstat コマンドの -k というサポートされていないオプション (実行中の OS インスタンス上のすべての名前付きカーネル統計情報について報告するオプション) は、Solaris に含まれなくなりました。代わりに、サポートされている kstat コマンド (同じ機能を提供している) を使用してください。
次のネットワークデバイスは、Solaris でサポートされなくなりました。
3Com Etherlink III (elx)
Intel EtherExpress Pro/100A (ieef)
Xircom Pocket Ethernet Adapter (PE3 および PE2) (pe)
-lpthread ライブラリにリンクされていない場合の fork() の動作が変更されました。この動作の変更により、Solaris スレッドは POSIX スレッドに一致します。
fork() 関数は、fork1() と同じ動作をするように再定義されました。その結果、fork() は子プロセスに呼び出し元スレッドだけを複製します。この再定義の結果は、-lpthread とリンクした場合の現在の fork1() および fork() の動作と一致します。
fork() の replicate-all() の動作を必要とするアプリケーションのサポートは、引き続き提供されます。このようなアプリケーションは、fork() の代わりに新しい forkall() 関数を呼び出すように変更する必要があります。
pam_unix(5) モジュールは、このリリースには含まれなくなりました。pam_unix_auth(5)、pam_authtok_check(5)、pam_authtok_get(5)、pam_authtok_store(5)、pam_dhkeys(5)、pam_unix_account(5)、pam_unix_session(5)、および pam_passwd_auth(5) が同様の機能を提供します。
PC File Viewer は、Solaris でサポートされなくなりました。
現在、PC ファイル閲覧用の PC File Viewer と同様の機能は、Sun StarSuite Office Productivity Suite で使用できます。StarSuite は、Microsoft Office などの主要なデスクトップアプリケーションで使用されているファイル形式で閲覧可能です。
詳細は、http://www.sun.com/staroffice を参照してください。
Perl バージョン 5.005_03 は、このリリースには含まれなくなりました。Solaris に含まれている Perl のデフォルトバージョンは、バージョン 5.005_03 とバイナリ互換ではありません。サイトで独自にインストールしたモジュールは、新しいバージョンを使用して再構築および再インストールする必要があります。
libc に含まれていた 64 ビット版の ptrace インタフェースは、Solaris でサポートされなくなりました。proc インタフェースによってその機能が置き換えられます。
詳細は、proc(4) のマニュアルページを参照してください。
次の電源管理入出力制御コマンド (ioctl) は、Solaris でサポートされなくなりました。
PM_DISABLE_AUTOPM
PM_REENABLE_AUTOPM
PM_SET_CUR_PWR
PM_GET_CUR_PWR
PM_GET_NORM_PWR
Solaris OS では、次の ioctl が代わりにサポートされています。
PM_DIRECT_PM
PM_RELEASE_DIRECT_PM
PM_GET_CURRENT_POWER
PM_SET_CURRENT_POWER
PM_GET_FULL_POWER
これらの ioctl の詳細については、pm(7D) のマニュアルページを参照してください。
nsswitch.conf(4) に含まれている sendmailvars データベースは、Solaris でサポートされなくなりました。L sendmail.cf または G sendmail.cf コマンドを使用せずに、この機能を有効にすることはできませんでした。この変更により、Sun バージョンの sendmail は、sendmail.org バージョンにより厳密に準拠するようになります。
ShowMeTM TV は、このリリースではサポートされなくなりました。
Solaris ソフトウェアはこれまで、32 ビットコンポーネントと 64 ビットコンポーネントで別々のパッケージで配布されていました。64 ビットパッケージは Solaris 7 リリースで導入されたもので、Solaris オペレーティングシステムの 64 ビットコンポーネントを配布していました。一般的に、64 ビットパッケージの名前の末尾は「x」でした。たとえば、SUNWcsl は Solaris コアライブラリの 32 ビットバージョンを、SUNWcslx は 64 ビットバージョンを配布するものでした。
この Solaris リリースでは、32 ビットコンポーネントと 64 ビットコンポーネントが単一の基本パッケージでいっしょに配布されます。両方が同梱されたパッケージの名前は、元の 32 ビットパッケージの名前になり、64 ビットパッケージはもう配布されません。たとえば、/usr/lib/sparcv9/libc.so.1 は SUNWcslx として配布されていましたが、現在は SUNWcsl として配布され、SUNWcslx は配布されなくなりました。
パッケージによっては、64 ビットコンポーネントだけが配布され、対応する 32 ビットパッケージが存在しないものもありました。このような場合、パッケージの名前が変更され、末尾の「x」が削除されます。たとえば、SUNW1394x は SUNW1394 となります。
明示的に 64 ビットパッケージを参照しているソフトウェアパッケージをインストールすると、警告が発生します。これらは重大な警告ではないので、ユーザーは警告を無視してソフトウェアを正常にインストールできます。
たとえば、SUNWpool パッケージをインストールしようとすると、存在しない 64 ビットパッケージ SUNWcslx が参照されているため、次のような情報と警告が画面に表示されます。
# pkgadd SUNWpool Processing package instance SUNWpool from /var/spool/pkg Resource Pools (64-bit) (sparc) 11.10.0,REV=2003.04.08.04.21 Copyright 2003 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. Use is subject to license terms. Using / as the package base directory. ## Processing package information. ## Processing system information. 6 package pathnames are already properly installed. ## Verifying package dependencies. WARNING: The SUNWcslx package "Core Solaris Libraries (64-bit)" is a prerequisite package and should be installed. Do you want to continue with the installation of SUNWpoolx [y,n,?] |
SPARC システム用の 32 ビットアプリケーションを提供する独立系ソフトウェアベンダーや、32 ビットアプリケーションを実行するお客様は、何も変更を行う必要はありません。このようなアプリケーションは従来どおり動作します。
Java Media Framework 1.1 に基づいた Desktop Java Media Player (/usr/dt/bin/sdtjmplay) は、Solaris でサポートされなくなりました。ユーザーは、新しい Java Media Framework 2.1.1 リリースに基づいた Java Media Player (/usr/bin/jmplay) に移行する必要があります。
jmplay Java Media Player は、Solaris 9 OS 8/03 以降の Solaris に含まれています。 jmplay は、Solaris 8 および前期の Solaris 9 リリースでも GNOME 2.0 デスクトップ環境として使用できます。
GNOME 2.0 デスクトップ環境は、http://www.sun.com/gnome/ からダウンロードして使用可能です。
この告知は、32 ビット版の静的システムライブラリおよび静的にリンクしたユーティリティーだけに該当します。64 ビット版の静的システムライブラリやユーティリティーは、これまで提供されたことがありません。
32 ビット版の Solaris 静的システムライブラリおよび静的にリンクしたユーティリティーは、Solaris でサポートされなくなりました。特に、静的 C ライブラリ (/usr/lib/libc.a) は、Solaris でサポートされなくなりました。
既存の静的システムライブラリにリンクしたアプリケーションは、Solaris で正常に動作しない可能性があります。Solaris ABI (Application Binary Interface) を提供するシステムライブラリと動的にリンクするアプリケーションだけが、将来のリリースと互換性を持つように設計されています。
システムトラップの動作に直接依存するアプリケーションは、Solaris で正常に動作しない可能性があります。また、システムトラップの動作に直接依存する他社製ライブラリ (一般的には、ABI 機能を代替的に提供するライブラリ) にリンクされたアプリケーションも、Solaris で正常に動作しない可能性があります。
Solaris ボリュームマネージャーのトランザクションボリューム (trans メタデバイス) は、Solaris でサポートされなくなりました。拡張された機能が、Solaris に含まれる UFS ロギング (LUFS) により提供されます。
SBus 用シリアルパラレルコントローラ (SPC/S) ドライバ stc(7D) は、Solaris でサポートされなくなりました。これに代わるインタフェースとして、SAI/P、HSI/P などがあります。
デバイスドライバプロパティーに使用される次のインタフェースは、Solaris でサポートされなくなりました。
高速書き込み (pln ドライバプロパティー)
優先予約 (pln ドライバプロパティー)
次のデバイスドライバは、Solaris でサポートされなくなりました。
/kernel/drv/pln
/kernel/drv/pln.conf
/kernel/drv/sparcv9/pln
/kernel/drv/soc
/kernel/drv/sparcv9/soc
次のユーティリティーは、Solaris でサポートされなくなりました。
/usr/sbin/ssaadm
sun4m アーキテクチャーベースの次のサーバーは、この Solaris リリースではサポートされなくなりました。
SPARCstation® 4
SPARCstation 5
SPARCstation 10
SPARCstation 20
SPARCstation LX
SPARCstation LX+
SPARCclassic
SPARCclassic X
SPARCengineTM EC 3
sun4m アーキテクチャーに依存するハードウェアオプションは、このリリースには含まれなくなりました。
FDDI/S、FDDI/P、および SunHSI/STM の各ドライバは、Solaris でサポートされなくなりました。
Sun Java System Application Server Platform Edition 7.0 は、Solaris OS でサポートされなくなりました。Solaris 10 のリリース以降、このバージョンは、Sun Java System Application Server Platform Edition 8.0 で置き換えられています。
次の記憶装置向けのソフトウェアサポートは、Solaris で提供されなくなりました。
Sun StorEdge A1000 システム
Sun StorEdge A3000 システム
Sun StorEdge A3500 システム
Sun StorEdge A3500FC システム
次のテープデバイスは、Solaris でサポートされなくなりました。
Sun StorEdge DLT4700 テープオートローダ
Sun StorEdge L140 テープライブラリ
Sun StorEdge L280 テープオートローダ
Sun StorEdge L400 テープライブラリ
Sun StorEdge L1800 テープライブラリ
Sun StorEdge L3500 テープライブラリ
Sun StorEdge L11000 テープライブラリ
SBus トークンリングおよび PCI バストークンリングのネットワークドライバは、このリリースではサポートされなくなりました。
32 ビット SPARC カーネルは、Solaris OS でサポートされなくなりました。既存の 32 ビットアプリケーションは影響を受けません。
この変更の影響として、200 MHz 以下のクロック周波数の UltraSPARC I プロセッサを搭載した Sun4U システムはサポートされなくなりました。
システムのカーネルタイプを識別するには、isainfo コマンドを使用します。
% isainfo -kv |
システムのプロセッサクロックレートを識別するには、psrinfo コマンドを使用します。
% psrinfo -v | grep MHz |
詳細は、isainfo(1) および psrinfo(1M) のマニュアルページを参照してください。
Ultra AX および SPARCengine Ultra AXmp グラフィックスカードは、このリリースではサポートされなくなりました。
/usr/openwin/lib にある 32 ビット版の静的ライブラリは、この Solaris リリースではサポートされなくなりました。これらのライブラリに静的にリンクしているプログラムは、このリリースではサポートされません。64 ビット版の静的ライブラリは、これまで提供されたことがありません。
/usr/openwin/lib にある静的ライブラリを使用して以前のリリースで構築された既存のアプリケーションは、このリリースや将来のリリースで動作しない可能性があります。Solaris ABI (Application Binary Interface) を提供する共有ライブラリと動的にリンクするアプリケーションだけが、将来のリリースと互換性を持つように設計されています。
xutops プリントフィルタは、このリリースではサポートされなくなりました。Solaris の mp(1) プリントフィルタで同様の機能が提供されています。
ここでは、Solaris オペレーティングシステムの将来のリリースに適用される、ソフトウェアのサポート中止情報について説明します。
次にリストするアジアの短縮ロケール名は、将来のリリースでは dtlogin 言語リストに含まれない可能性があります。
zh
ko
zh_TW
Solaris 8 リリース以降、下記を含む新しい ISO 標準ロケール名を提供しています。
zh_CN.EUC
zh_CN.GBK
zh_CN.UTF-8
ko_KR.EUC
ko_KR.UTF-8
zh_TW.EUC
Solaris 監査デーモンが使用する次のインタフェースは、将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。
auditsvc(2)
audit_data(4)
libC.so.3 ライブラリは、Cfront C++ コンパイラ C++ 3.0 でコンパイルされたプログラムのための実行時サポートライブラリです。コンパイラ自体もコンパイラで作成されたプログラムも、Solaris 10 OS では動作しません。このライブラリは、Solaris の将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。
構成管理者の (cfgadm) の fp プラグインの次のオプションは、将来の Solaris リリースではサポートされない可能性があります。
show_FCP_dev
unusable_FCP_dev
基本セキュリティーモジュールのデバイス割り当てメカニズムに含まれる次のコンポーネントは、Solaris ソフトウェアの将来のリリースには含まれない可能性があります。
mkdevalloc(1M)
mkdevmaps(1M)
/etc/security/dev
将来のリリースでは、一部のデバイスドライバインタフェース (Device Driver Interface、DDI) がサポートされなくなります。
次の表に、将来のリリースでサポートが中止される予定の DDI インタフェースと、代わりに推奨される DDI インタフェースを示します。
旧式となるインタフェース |
好ましいインタフェース |
---|---|
mmap |
devmap |
identify |
nulldev に設定 |
copyin |
ddi_copyin |
copyout |
ddi_copyout |
ddi_dma_addr_setup |
ddi_dma_addr_bind_handle |
ddi_dma_buf_setup(9F) |
ddi_dma_buf_bind_handle |
ddi_dma_curwin |
ddi_dma_getwin |
ddi_dma_free |
ddi_dma_free_handle |
ddi_dma_htoc |
ddi_dma_addr[buf]_bind-handle |
ddi_dma_movwin |
ddi_dma_getwin |
ddi_dma_nextseg |
ddi_dma_nextcookie |
ddi_dma_nextwin |
ddi_dma_nextcookie |
ddi_dma_segtocookie |
ddi_dma_nextcookie |
ddi_dma_setup |
ddi_dma_*_handle |
ddi_dmae_getlim |
ddi_dmae_getattr |
ddi_getlongprop |
ddi_prop_lookup |
ddi_getlongprop_buf |
ddi_prop_lookup |
ddi_getprop |
ddi_prop_get_in |
ddi_getproplen |
ddi_prop_lookup |
ddi_iopb_alloc |
ddi_dma_mem_alloc |
ddi_iopb_free |
ddi_dma_mem_free |
ddi_mem_alloc |
ddi_dma_mem_alloc |
ddi_mem_free |
ddi_dma_mem_free |
ddi_map_regs |
ddi_regs_map_setup |
ddi_prop_create |
ddi_prop_update |
ddi_prop_modify |
ddi_prop_update |
ddi_segmap |
devmap を参照 |
ddi_segmap_setup |
devmap_setup |
ddi_unmap_regs |
ddi_regs_map_free |
free_pktiopb |
scsi_free_consistent_buf |
get_pktiopb |
scsi_alloc_consistent_buf |
makecom_g0 |
scsi_setup_cdb |
makecom_g0_s |
scsi_setup_cdb |
makecom_g1 |
scsi_setup_cdb |
makecom_g5 |
scsi_setup_cdb |
scsi_dmafree |
scsi_destroy_pkt |
scsi_dmaget |
scsi_init_pkt |
scsi_pktalloc |
scsi_init_pkt |
scsi_pktfree |
scsi_destroy_pkt |
scsi_resalloc |
scsi_init_pkt |
scsi_resfree |
scsi_destroy_pkt |
scsi_slave |
scsi_probe |
scsi_unslave |
scsi_unprobe |
ddi_peek{c,s,l,d} |
ddi_peek{8,16,32,64} |
ddi_poke{c,s,l,d} |
ddi_poke{8,16,32,64} |
in{b,w,l} |
ddi_get{8,16,32} |
out{b,w,l} |
ddi_put{8,16,32} |
repins{b,w,l} |
ddi_rep_get{8,16,32} |
repouts{b,w,l} |
ddi_rep_put{8,16,32} |
power.conf ファイルの Device Management エントリは、将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。Solaris 10 ソフトウェアでは、Automatic Device Power Management エントリによって同様の機能が得られます。
詳細は、power.conf(4) のマニュアルページを参照してください。
次の表に、将来のリリースでサポートが中止される予定のデバイスとドライバソフトウェアを示します。
表 5–1 デバイスとドライバソフトウェア
物理デバイス名 |
ドライバ名 |
カードの種類 |
---|---|---|
AMI MegaRAID host bus adapter, first generation |
mega |
SCSI RAID |
Compaq 53C8x5 PCI SCSI および Compaq 53C876 PCI SCSI |
cpqncr |
SCSI HBA |
Compaq SMART-2/P Array Controller および Compaq SMART-2SL Array Controller |
smartii |
SCSI RAID コントローラ |
FMLI (Form and Menu Language Interpreter) コマンドは旧式のため、将来の Solaris リリースではサポートされない可能性があります。次のコマンドは旧式です。
/usr/bin/fmli
/usr/bin/vsig
/etc/net/ti* にあるホストファイルは、Solaris ソフトウェアに残ってはいますが、Solaris オペレーティングシステムで参照されなくなりました。Solaris の将来のリリースでは、これらのホストファイルはすべて削除される可能性があります。
Java 2 Platform, Standard Edition (J2SE Platform) 1.4 は、将来の Solaris リリースには含まれない可能性があります。Solaris 10 OS のデフォルトの Java バージョンは J2SE 5.0 ソフトウェア ですが、J2SE 1.4 テクノロジと互換性があり、J2SE 1.4 の代わりに利用できます。
Kerberos Ticket Lifetime パラメータ max_life および max_renewable_life は、Solaris の将来のリリースで提供されなくなる可能性があります。これらのパラメータは、/etc/krb5/krb5.conf ファイルの appdefaults セクションにあります。これらのパラメータの代わりに、/etc/krb5/krb5.conf の libdefaults セクションにある max_lifetime および renew_lifetime を使用してください。
Korean CID フォントは、将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。Solaris ソフトウェアには、Korean CID フォントに代わるものとして Korean TrueType フォントが組み込まれているので、そちらを使用してください。
Sun では、文字エンコーディングに Unicode の採用を進めています。これにともない、zh_CN.GB18030 ロケールおよび C ロケールを除き、UTF-8 でないロケールは、Solaris の将来のリリースで Java Desktop System のログインロケールとしては削除される可能性があります。
ハードウェアパフォーマンスカウンタを使用すると、CPU 動作に関連するさまざまなハードウェアイベントを測定できます。CPU パフォーマンスカウンタライブラリ (libcpc) に含まれている次の関数は、Solaris OS の将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。
cpc_access |
cpc_bind_event |
cpc_count_sys_events |
cpc_count_usr_events |
cpc_event_accum |
cpc_event_diff |
cpc_eventtostr |
cpc_getcciname |
cpc_getcpuref |
cpc_getcpuver |
cpc_getnpic |
cpc_getusage |
cpc_pctx_bind_event |
cpc_pctx_invalidate |
cpc_pctx_rele |
cpc_pctx_take_sample |
cpc_rele |
cpc_seterrfn |
cpc_shared_bind_event |
cpc_shared_close |
cpc_shared_open |
cpc_shared_rele |
cpc_shared_take_sample |
cpc_strtoevent |
cpc_take_sample |
cpc_version |
cpc_walk_names |
Solaris 10 OS では、このライブラリに新しい関数が追加されています。上のリストに示したインタフェースをコードで使用している場合は、対応する次の新しい関数を代わりに使用してください。
cpc_open |
cpc_close |
cpc_set_create |
cpc_set_destroy |
cpc_set_add_request |
cpc_set_request_preset |
cpc_buf_create |
cpc_buf_destroy |
cpc_bind_curlwp |
cpc_bind_pctx |
cpc_bind_cpu |
cpc_unbind |
cpc_set_sample |
cpc_buf_sub |
cpc_buf_add |
cpc_buf_copy |
cpc_buf_zero |
cpc_buf_get |
cpc_buf_set |
cpc_buf_hrtime |
cpc_buf_tick |
cpc_walk_requests |
cpc_walk_events_all |
cpc_walk_events_pic |
cpc_walk_attrs |
cpc_enable |
cpc_disable |
cpc_caps |
cpc_npic |
cpc_cpuref |
cpc_cciname |
cpc_seterrhndlr |
詳細は、cpc(3CPC) のマニュアルページを参照してください。
libXinput.so.0 ライブラリは、Solaris ソフトウェアの将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。libXinput.so.0 ライブラリは、Solaris 2.1 および Solaris 2.2 の標準 (草案) X 入力 API を使用して構築された X11R4 アプリケーションとの下位互換性を目的として提供されています。X11 標準 X 入力拡張ライブラリである libXi は、Solaris 2.3 に統合されました。
libXinput API に依存するすべてのアプリケーションは、将来の互換性および標準適合のために、libXi 共有ライブラリを使用して構築すべきです。
NIS+ は、将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。Solaris 9 ソフトウェアには、NIS+ から LDAP への移行ツールが用意されています。詳細は、http://www.sun.com/directory/nisplus/transition.html を参照してください。
nstest は、DNS クエリーの構築と送信を行うための対話式 DNS テストプログラムです。このプログラムは、Solaris OS の将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。dig コマンドと nslookup コマンドを使用することにより、このテストプログラムと同じ機能が得られます。
Perl バージョン 5.6.1 は、Solaris OS の将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。Solaris 10 OS でのデフォルトバージョンは Perl バージョン 5.8.4 で、これは Perl バージョン 5.6.1 とバイナリ互換ではありません。ただし、この Solaris リリースには以前のバージョンも残っています。サイトで独自にインストールしたカスタムモジュールは、Perl バージョン 5.8.4 を使用して再構築および再インストールする必要があります。スクリプトでバージョン 5.6.1 を使用する必要がある場合は、スクリプトを変更して、バージョン 5.8.4 ではなくバージョン 5.6.1 のインタプリタを使用するよう指定してください。 Perl の各バージョンに対応するインタプリタは、それぞれ次のディレクトリに置かれています。
/usr/perl5/5.6.1/bin/perl
/bin/perl、/usr/bin/perl、または /usr/perl5/bin/perl
Solaris Management Console のパッチツールであるパッチマネージャーは、将来のリリースでは提供されない可能性があります。
Solstice Enterprise Agents は、将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。
IPv4 ICMP ルーター発見プロトコルの /usr/sbin/in.rdisc 実装は、Solaris ソフトウェアの将来のリリースではサポートされなくなる可能性があります。このプロトコルとほぼ同等のバージョンが、/usr/sbin/in.routed のコンポーネントとして実装されており、拡張された管理インタフェースをサポートしています。/usr/sbin/in.routed コンポーネントは、RIP (経路制御情報プロトコル、Routing Information Protocol) バージョン 2 の実装をサポートします。/usr/sbin/in.routed コンポーネントには、モバイル IP 通知をルーター発見メッセージと区別する機能もあります。
Sun Fire Link インタフェースは、将来の Solaris リリースではサポートされなくなる可能性があります。
Java Desktop System, Release 3 の次のアプリケーションは、将来のリリースから 削除される可能性があります。
Sun Java Calendar Preview
GNOME Keyboard Layout Switcher
JDS Diagram Editor
JDS Java Text Editor
JDS Java Dictionary
JDS Disk Analyzer
JDS Image Organizer
JDS Mr. Project
トークンリング (DL_TPR) および FDDI (光ファイバ分散データインタフェース、Fiber Distributed Data Interface) のデバイスタイプは、汎用 LAN ドライバ (GLD) でサポートされていますが、Solaris の将来のリリースではこのサポートが中止される可能性があります。GLD でのサポートが中止されたあと、このサポートに依存しているトークンリングドライバや FDDI ドライバは動作しなくなります。ただし、このサポートを使用しないドライバやアプリケーションは、影響を受けません。ドライバが GLD に依存しているかどうかを調べるには、次のスクリプトを実行します。
#!/bin/sh # # Test a driver binary for use of GLD # for file do /usr/ccs/bin/nm $file | /bin/awk ' /\|gld_register$/ { isgld=1; } END { if (isgld) print file, "uses GLD"; else print file, "does not use GLD"; }' file=$file done |
汎用 LAN ドライバの詳細については、gld(7D) のマニュアルページおよび『Writing Device Drivers』を参照してください。
WDR (Web-Based Enterprise Management Dynamic Reconfiguration) と呼ばれる機能は、Solaris の将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。現在、WDR は Sun Fire ミッドレンジシステムおよびハイエンドシステムでサポートされています。
XILTM インタフェースは、将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。XIL を使用するアプリケーションを使用すると、次のような警告メッセージが表示されます。
WARNING: XIL OBSOLESCENCE This application uses the Solaris XIL interface which has been declared obsolete and may not be present in version of Solaris beyond Solaris 9. Please notify your application supplier. The message can be suppressed by setting the environment variable "_XIL_SUPPRESS_OBSOLETE_MSG. |
xetops ユーティリティーは、将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。xetops ユーティリティーは、アジア言語のテキストファイルを PostScript ファイルに変換します。この変換により、アジア文字をその組み込みフォントを持たない PostScript プリンタでも印刷できるようになります。
同様の機能は、mp コマンドで提供されています。ネイティブなアジア言語のすべてのエンコーティングについて、オプションおよび機能が追加され、サポートが拡張されています。
Xsun の一部の DDX モジュールは、将来の Solaris リリースから削除される可能性があります。これらのモジュールは、「XF86」という接頭辞が付いていないエントリを選択して、kdmconfig の「Video Device Selection」画面で Xsun X サーバーを構成するときに使用されます。この削除通知には、次のファイルが関係します。
/usr/openwin/server/modules ディレクトリのファイルのうち、ファイル名に ddxSUNWxf86 接頭辞が付いていないもの
/usr/openwin/server/lib/libaccel.so.1 ライブラリ
/usr/openwin/share/etc/devdata/SUNWaccel/boards ディレクトリのファイルのうち、.xga 接尾辞が付いているもの
優先度の高い X サーバーには、DDX モジュールが Xsun X サーバーと互換性を持つ、Xorg X サーバーを使用することをお勧めします。ただし、Xsun X サーバーを使用する場合でも、XFree86 DDX モジュールを使用できます。これらのモジュールは、接頭辞が ddxSUNWxf86 で、kdmconfig の「Video Device Selection」画面には「XF86」で始まるエントリとして表示されます。これらのモジュールは、削除される可能性がある Xsun DDX モジュールに相当する機能を提供します。