Solaris 10 ご使用にあたって

付録  A Solaris 10 オペレーティングシステムで統合されたバグの表

この付録の表は、リリースノートに記載されているバグのうち、Solaris 10 OS で解決されたバグの一覧です。Solaris 10 OS に適用されなくなったバグについては、使用しているリリースに対応する表を参照してください。


注 –

これらの表にあるのは、解決されたバグの一部分です。オペレーティングシステムのその他の解決済みバグのうち、以前のリリースノートに記載され ていないものについては、これらの表からは除外されています。完全な一覧については、『Solaris 10 オペレーティングシステムのパッチについて』を参照してください。このパッチ一覧には、現在のリリースに適用されている特定のパッチによって修正されているバグを記載しています。これまでのリリースノートに記載されていないバグも含まれています。


解決済みの統合されたバグ

表 A–1 Solaris 10 1/06 ソフトウェアで解決されたバグ

CR 番号 

タイトル 

6222925 

Solaris Live Upgrade を使用して Solaris フラッシュアーカイブを空のブート環境にインストールするとインストールが失敗する 

6221374 

svccfg import サブコマンドで依存サービスが更新されない

6219932 

一部のロケールで X キーボード拡張を使用するときに Compose キーシーケンスが機能しないことがある 

6219176 

新しくインストールされたパッケージに patchadd でパッチを再適用できない

6218158 

Solaris 10 OS のインストール後に Java エラーメッセージが表示される 

6216195 

大域ゾーンのパッチ適用後に作成された非大域ゾーンにリモートログインサービスでアクセスできない 

6215847 

Solaris フラッシュアーカイブのインストール時に Solaris 10 インストールディスクが排出される 

6215739 

主インタフェースでないインタフェースを構成し DHCP を有効にすると、Solaris GUI インストールプログラムが失敗する 

6209619 

USB 2.0 ハブを USB 1.x デバイスとともに使用すると、システムパニックが発生することがある 

6208656 

Solaris GUI インストールプログラムが Solaris フラッシュアーカイブのインストールで失敗する場合がある 

6204987 

特定のマザーボードで EHCI ドライバが使用できない 

6203680 

FireWire (IEEE 1394) ストレージデバイスによってシステムパニックが発生することがある 

6200924 

再生または録音操作時に USB オーディオデバイスを一時停止すると、システムのデッドロックが発生することがある 

6189823 

localeadm -l を実行してもインストールされた韓国語ロケールパッケージが表示されない

6173972 

Num Lock キーをオンにした状態ではキーボードの一部のキーが機能しない 

5090222 

SPARC: リビジョン ID が 32 未満の GigaSwift Fast と Gigabit Ethernet デバイスによってシステムパニックが発生することがある 

5087588 

インストールログが不完全または不正確なことがある 

5062026 

SPARC: 保存停止・復元再開サイクル中にパニックが発生すると、システムがハングアップすることがある 

5062018 

保存停止・ 復元再開サイクル中にカーネルデバッガがアクティブになっているシステムがパニックになることがある 

5042573 

共通デスクトップ環境のログインサービスにおいて、いくつかの UTF-8 ロケールが利用できない 

5042195 

fdisk コマンドまたは format コマンドでディスクの一部分しか使用できない

4992478 

マウントポイントのアクセス権が作成したブート環境に保存されない 

4915974 

Solaris Live Upgrade を使用してアップグレードを行うと、Solstice DiskSuite の構成が Solaris ボリュームマネージャー形式に変換されない 

4720192、6215918 

インストール後、/dev および /devices/pseudo のアクセス権が不適切に設定される

4640568 

インストールまたはアップグレード後、複数のインタフェースを持つシステムがすべてのインタフェースを使用可能と認識する 

4506562 

Solaris Bandwidth Manager が原因で DR 操作中にシステムパニックが生じる場合がある