複数の CPU を使用するシステムに Solaris 10 1/06 ソフトウェアをインストールすると、システムがハングアップすることがあります。このエラーは、次のいずれかの状態で発生することがあります。
インストール時に、システムコンソールに「Configuring devices」というメッセージが表示されるとき
システムのブート時に、Sun の著作権メッセージと「Use is subject to license terms」というメッセージが表示されるとき
回避方法: GRUB (GRand Unified Bootloader) メニューから次の手順を実行してください。
選択した Solaris エントリを編集するために、e と入力します。
kernel で始まる行に移動します。
e と入力して、GRUB 編集モードに切り替えます。
この行に -kd を追加します。
Enter キーを押して変更を適用します。
b と入力して、選択した Solaris エントリをブートします。
kmdb プロンプトで、次のコマンドを入力します。
use_mp/W 0 :c |
システムブートを実行する場合は、手順 10 に進んでください。システムブートを実行しない場合は、Solaris 10 1/06 ソフトウェアをインストールしてください。
インストールの終了時に、システムをリブートします。システムが再度ハングアップする場合は、手順 1 〜 7 を繰り返します。
システムのブートが完了したら、スーパーユーザーになります。
/etc/system ファイルを開きます。
次の行を追加します。
set use_mp = 0 |
変更を適用するために、システムをリブートします。