Solaris 10 インストールガイド (ネットワークインストール)

システム構成ファイルの作成

システム構成ファイルを作成して、インストールサーバー上の sysidcfg ファイルとカスタム JumpStart ファイルの場所を記述します。WAN ブートサーバーがアクセスできるディレクトリに、このファイルを保存します。

次の例では、wanboot-cgi プログラムは、WAN ブートサーバーのドキュメントルートディレクトリ内で sysidcfg ファイルとカスタム JumpStart ファイルを検索します。WAN ブートサーバーのドメイン名は https://www.example.com です。WAN ブートサーバーは HTTPS を使用するように構成されているため、インストール時にデータとファイルが保護されます。

この例では、システム構成ファイルは sys-conf.s10–sparc という名前で、WAN ブートサーバーの /etc/netboot ディレクトリ内に保存されます。sysidcfg ファイルとカスタム JumpStart ファイルは、ドキュメントルートディレクトリの flash サブディレクトリに置かれています。

SsysidCF=https://www.example.com/flash/
SjumpsCF=https://www.example.com/flash/