Solaris 10 インストールガイド (Solaris Live Upgrade とアップグレードの計画)

ProcedureSPARC: ブート環境のアクティブ化に失敗した場合のフォールバック

手順
  1. OK プロンプトで、Solaris Operating System DVD、Solaris SOFTWARE - 1 CD、ネットワーク、またはローカルディスクからマシンをシングルユーザーモードで起動します。


    OK boot device_name -s
    
    device_name

    システムをブートするデバイスの名前を指定します (たとえば、 /dev/dsk/c0t0d0s0)。

  2. 次のコマンドを入力します。


    # /sbin/luactivate BE_name
    
    BE_name

    アクティブにするブート環境の名前を指定します。

  3. プロンプトに対して、次のコマンドを入力します。


    Do you want to fallback to activate boot environment <disk name> 
    (yes or no)? yes
    

    フォールバックによるアクティブ化が正常に行われたことを示すメッセージが表示されます。

  4. リブートします。


    # init 6
    

    前の稼働ブート環境がアクティブブート環境になります。