Solaris 10 インストールガイド (Solaris Live Upgrade とアップグレードの計画)

非アクティブブート環境の削除

「Delete」メニューまたは ludelete コマンドを使用してブート環境を削除してください。次の制限に注意してください。

Procedure非アクティブブート環境を削除する (キャラクタユーザーインタフェース)

手順
  1. メインメニューから「Delete」を選択します。

  2. 削除する非アクティブブート環境の名前を入力します。


    Name of boot environment: solaris8
    

    指定された非アクティブブート環境が削除されます。

Procedure非アクティブブート環境を削除する (コマンド行インタフェース)

手順
  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割になります。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細は、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. 次のコマンドを入力します。


    # ludelete BE_name
    
    BE_name

    削除する非アクティブブート環境の名前を指定します。


例 11–3 非アクティブブート環境の削除 (コマンド行インタフェース)

この例では、ブート環境 second_disk が削除されます。


# ludelete second_disk