le0: No carrier - transceiver cable problem
原因:システムがネットワークに接続されていません。
対処方法:ネットワークに接続せずに使用しているシステムの場合は、このメッセージは無視してください。ネットワークに接続されているシステムの場合は、Ethernet が正しく接続されているかどうか確認してください。
The file just loaded does not appear to be executable
原因:ブート用の適切な媒体が見つかりません。
対処方法:インストールサーバーからネットワークを介して Solaris 10 をインストールするように正しく設定されているか確認します。たとえば、次のような確認を行います。
Solaris Operating System DVD または Solaris SOFTWARE CD のイメージをインストールサーバーにコピーした場合は、設定時にシステムのプラットフォームグループを正しく指定したかどうかを確認します。
DVD または CD メディアを使用する場合は、Solaris Operating System DVD または Solaris SOFTWARE - 1 CD がインストールサーバー上にマウントされていてアクセスできることを確認します。
boot: cannot open <filename> (SPARC システムのみ)
原因:PROM の boot -file の値を明示的に指定したときに発生するエラーです。
filename は、対象となるファイルの名前です。
次の手順を実行します。
PROM の boot-file の値を (無指定) に設定変更します。
diag-switch が off と true に設定されているか確認します。
Can't boot from file/device
原因:インストールメディアがブート可能なメディアを見つけることができません。
対処方法:次の条件が満たされているか確認します。
DVD-ROM または CD-ROM ドライブがシステムに適切に取り付けられ、電源が入っている。
Solaris Operating System DVD または Solaris SOFTWARE - 1 CD がドライブに挿入されている。
ディスクに傷や埃が付いていない。
WARNING: clock gained xxx days -- CHECK AND RESET DATE! (SPARC システムのみ)
説明:これは参考情報です。
対処方法:メッセージは無視して、インストールを継続してください。
Not a UFS file system (x86 システムのみ)
原因:Solaris 10 ソフトウェアをインストールしたとき (Solaris インストールプログラムまたはカスタム JumpStart を使って)、ブートドライブを選択しませんでした。Solaris 10 3/05 Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) フロッピーディスクを使用するか、BIOS を編集してシステムをブートする必要があります。
対処方法:次の手順を実行します。
Solaris 10 3/05 リリースの場合は、Solaris 10 3/05 Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) フロッピーディスクをシステムのブートフロッピーディスクドライブ (通常はドライブ A) に挿入します。Solaris 10 3/05 Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) フロッピーディスク へのアクセス方法については、『Solaris 10 インストールガイド (ネットワークインストール)』の「x86 版 Solaris 10 3/05: ブートソフトウェアのフロッピーディスクへのコピー」を参照してください。
Solaris 10 1/06 以降のリリースでは、ブートする BIOS を選択します。詳細は、BIOS のマニュアルを参照してください。