pkgadd -R オプションを使ってパッケージをインストールしたり、pkgrm -R オプションを使ってパッケージを削除する場合には、パッケージが、動作中のシステムを変更してはいけません。この機能は、カスタム JumpStart、Solaris Live Upgrade、非大域ゾーン、およびディスクレスクライアントによって使用されます。
さらに、pkgadd -R オプションを使ってパッケージをインストールしたり、pkgrm -R オプションを使ってパッケージを削除する場合には、パッケージに同梱のスクリプトで、動作中のシステムを変更してはいけません。インストールスクリプトを作成する場合には、参照するディレクトリやファイルの前に $PKG_INSTALL_ROOT 変数を付加する必要があります。パッケージでは、書き込むすべてのディレクトリやファイルの前に $PKG_INSTALL_ROOT を付加する必要があります。さらに、パッケージでは、$PKG_INSTALL_ROOT 接頭辞を付加せずにディレクトリを削除すべきではありません。
表 B–1 に、スクリプト構文の例を示します。
表 B–1 インストールスクリプト構文の例