Solaris 10 インストールガイド (カスタム JumpStart/ 上級編)

スクリプト作成のガイドライン

パッケージプロシージャースクリプトは、現在稼働中の OS から独立し、OS を変更しないようにする必要があります。スクリプトには、パッケージのインストールや削除の実行中に行うアクションを定義します。事前に決められたプロシージャー名で作成できるスクリプトが 4 つあります。preinstallpostinstallpreremove、および postremove です。

表 B–2 スクリプトの作成のガイドライン

ガイドライン 

Solaris Live Upgrade への影響 

非大域ゾーンへの影響 

スクリプトは Bourne シェル (/bin/sh) で作成する必要があります。pkgadd コマンドは、スクリプトの実行時にインタープリタとして Bourne シェルを使用します。

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スクリプトはプロセスの開始や停止を行なったり、pstruss などのコマンドの出力に依存したりしてはいけません。pstruss はオペレーティングシステムに依存し、稼働中のシステムに関する情報を報告します。

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スクリプトでは、exprcpls などの標準的な UNIX コマンドや、シェルスクリプトの作成を容易にするそのほかのコマンドを自由に使用できます。

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パッケージはサポートされているすべてのリリースで動作する必要があるため、スクリプトで呼び出すコマンドはこれらすべてのリリースで利用可能なものでなければなりません。したがって、Solaris 8 リリースのあとで追加または削除されたコマンドは使用できません。 

特定のコマンドまたはオプションが Solaris 8、9、または 10 リリースでサポートされているかどうかを調べるには、http://docs.sun.com で該当するバージョンの Solaris Reference Manual Collection を参照してください。

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