Solaris フラッシュのインストール機能では、マスターシステムからインストール全体のコピーを作成し、これを多数のクローンシステムに複製できます。このコピーを「Solaris フラッシュアーカイブ」と呼びます。アーカイブは、任意のインストールプログラムでインストールできます。
非大域ゾーンがインストールされていると、Solaris フラッシュアーカイブは正常に作成できません。Solaris フラッシュ機能には Solaris ゾーン区分技術との互換性はありません。Solaris フラッシュアーカイブを作成する場合、そのアーカイブの配備条件が次のいずれかの場合は、作成されたアーカイブは正しくインストールされません。
アーカイブが非大域ゾーンに作成された場合
アーカイブが、非大域ゾーンがインストールされている大域ゾーンに作成された場合
アーカイブのインストールについては、次の表を参照してください。
Solaris Live Upgrade |
『Solaris 10 インストールガイド (Solaris Live Upgrade とアップグレードの計画)』の「ブート環境への Solaris フラッシュアーカイブのインストール」 |
カスタム JumpStart | |
Solaris 対話式インストール |
『Solaris 10 インストールガイド (Solaris フラッシュアーカイブの作成とインストール)』の第 4 章「Solaris フラッシュアーカイブのインストールと管理 (作業)」 |
WAN ブートインストール |
『Solaris 10 インストールガイド (ネットワークインストール)』の第 14 章「WAN ブートによるインストール (作業)」 |