初期インストールが失敗する。
対処方法:Solaris のインストールが失敗する場合、インストールを再実行する必要があります。インストールを再実行するには、Solaris Operating System DVD、Solaris SOFTWARE - 1 CD、またはネットワークを利用してシステムをブートします。
Solaris ソフトウェアが部分的にインストールされたあとでは、このソフトウェアのインストールを解除することはできません。バックアップからシステムを復元するか、Solaris インストールの処理をもう一度行う必要があります。
/cdrom/10/SUNWxxxx/reloc.cpio: Broken pipe
説明:このエラーメッセージは参考情報であり、インストールには影響を及ぼしません。読み取りプロセスを持たないパイプに書き込みを行うと発生します。
対処方法:メッセージは無視して、インストールを継続してください。
WARNING: CHANGE DEFAULT BOOT DEVICE (x86 システムのみ)
原因:これは参考情報です。システムの BIOS に設定されているデフォルトブートデバイスが、ブート時に Solaris 10 3/05 Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) フロッピーディスクを必要とするように設定されている可能性があります。
対処方法:インストールを続行します。Solaris 10 3/05 Device Configuration Assistant (デバイス構成用補助) フロッピーディスクを必要としないデバイスに Solaris ソフトウェアをインストールし終わったら、必要に応じて、BIOS に指定されたシステムのデフォルトのブートデバイスを変更します。
IDE ディスクドライブは、Solaris ソフトウェアがサポートするほかのドライブのように、不良ブロックを自動的に無効にしません。IDE ディスク上に Solaris をインストールする前に、ディスクの検査を実行してください。IDE ディスクの検査を行うには、次の手順に従います。
インストールメディアに応じた方法でブートします。
format(1M) プログラムを起動します。
# format |
ディスク面の検査をする IDE ディスクドライブを指定します。
# cxdy |
コントローラ番号
デバイス番号
fdisk パーティションが存在するかどうかを確認します。
Solaris fdisk パーティションが存在する場合、手順 5 へ進みます。
Solaris fdisk パーティションが存在しない場合、fdisk コマンドを使用してディスク上に Solaris パーティションを作成します。
format> fdisk |
次のように入力して、表面解析を開始します。
format> analyze |
次のように入力して、現在の設定を確認します。
analyze> config |
(省略可能) 次のように入力して、設定を変更します。
analyze> setup |
次のように入力して、不正ブロックを探します。
analyze> type_of_surface_analysis |
read、write、または compare を指定します。
format が不良ブロックを発見すると、それらの再マッピングを実行します。
次のように入力して、解析を終了します。
analyze> quit |
再マッピングするブロックを指定するかどうか決定します。
指定しない場合は、手順 11 へ進みます。
指定する場合は、次のコマンドを入力します。
format> repair |
次のように入力して、format プログラムを終了します。
quit |
マルチユーザーモードでメディアを再起動します。