Solaris 10 6/06 リリースでは、次のドライバが追加または更新されました。
このドライバは、Solaris 10 6/06 リリースで新しく追加されました。
SATA (Serial Advanced Technology Attachment) HBA フレームワークプロジェクトは、Marvell 88SX60xx、Marvell 88SX50xx、および Silicon Image 3124 コントローラに対応した汎用 SATA フレームワークを提供しています。新しい SATA HBA ドライバとフレームワークは、SATA コントローラとディスクにアクセスするためのネイティブサポートを提供します。これらのドライバは、ホットプラグ機能、複数のコマンドのキュー機能など、SATA 独自の機能を提供します。これらの SATA ドライバは sd (ターゲットディスク) ドライバとのインタフェースとなり、sd 機能をサポートします。
詳細は、次のマニュアルページを参照してください。
marvell88sx(7D)
このドライバは、Solaris 10 6/06 リリースで新しく追加されました。
この USB-to-Serial ドライバは、Prolific pl2303 チップセットアダプタをサポートします。ユーザーは、この新しいドライバを使って、Edgeport アダプタか Prolific アダプタを選択できます。
詳細は、usbsprl(7D) のマニュアルページを参照してください。
このドライバは、Solaris 10 6/06 リリースで新しく追加されました。
このドライバでは、IEEE 1394 ベースの (IIDC) デジタルカメラをサポートすることができます。このドライバは、カメラの制御とイメージキャプチャー用のソフトウェアインタフェースをサポートします。これにより、これらのデバイスに接続されたアプリケーションの開発も可能になります。このドライバは、1394 Trade Association の 1394-based Digital Camera Specification の version 1.04 を実装したデバイスをサポートします。下位互換性のあるデバイスもサポートの対象になります。
詳細は、dcam1394(7D) のマニュアルページを参照してください。
このドライバサポートは、Solaris 10 6/06 リリースで追加されました。
このリリースでは、st (SCSI テープ) ドライバを使って、新しい StorageTek テープドライブ T10000A Titanium をサポートすることができます。
詳細は、st(7D) のマニュアルページを参照してください。
このドライバは、Solaris 10 6/06 リリースで新しく追加されました。
新しいドライバは、Keyspan USB-to-serial アダプタのリリースに含まれています。このドライバは、USA-19HS モデルをサポートします。ユーザーは、この新しいドライバを使って、Edgeport アダプタか Keyspan アダプタを選択できます。
詳細は、usbsksp(7D) のマニュアルページを参照してください。
このドライバサポートは、Solaris 10 6/06 リリースで追加されました。
DCA ドライバは、Sun の SCA1000 および SCA500 暗号化アクセラレータカードをサポートします。このドライバは、Broadcom の 5820、5821、および 5822 のカードもサポートします。
これらのカードはすべて、次の操作をサポートしています。
RSA
DSA
3DES
DES
RNG
ドライバは、Solaris 暗号化フレームワークに対して、暗号化サービスプロバイダとして機能します。このドライバは、Solaris 暗号化フレームワークを使用しているすべてのユーザーが使用できます。
このドライバサポートは、Solaris 10 6/06 リリースで追加されました。
このリリースでは、x64 プラットフォームに glm ドライバが移植されました。このドライバを利用することにより、AMD64 プラットフォーム上で x4422a カードを使用できるようになります。
詳細は、glm(7D) のマニュアルページを参照してください。
このドライバサポートは、Solaris 10 6/06 リリースで追加されました。rge ドライバは、Realtek RTL8169S/8110S ギガビット Ethernet デバイスをサポートします。
詳細は、rge(7D) のマニュアルページを参照してください。()
Solaris 10 6/06 リリースでは、chxge ドライバが Chelsio 10G Ethernet コントローラカードをサポートするようになりました。このサポートは、x86 と SPARC の両方のプラットフォームの 32 ビットと 64 ビットのアーキテクチャーで提供されます。このドライバは、DLPI インタフェースとチェックサムオフロードをサポートします。
詳細は、chxge(7D) のマニュアルページを参照してください。
Solaris 10 6/06 リリースでは、次のようなドライバ拡張機能が追加されています。
QLogic および Emulex HBA 製品の全ファミリをサポートするため、Solaris OS に次の HBA ドライバが追加されました。これらの製品には、Sun の HBA と Sun 以外の HBA の両方が含まれます。
Sun および QLogic 製の HBA に対応した Solaris QLC 汎用ドライバ
Sun および Emulex 製の HBA に対応した Solaris EMLXS 汎用ドライバ
これらの HBA ドライバは、選択した製品に単一のファイバチャネル実装を提供します。サポートされている HBA は Solaris Ready 認定で、PCI-X および PCIe の 4G バイト HBA サポートを有効にします。
詳細は、次のリンクを参照してください。