Solaris 10 の概要

Java Desktop System, Release 3

この機能は、Solaris Express 10/04 で新しく追加されました。


注 –

Solaris 10 1/06 リリースでは、さらに機能が拡張されています。「Java Desktop System Release 3 の機能拡張」 を参照してください。


Solaris 10 OS 向け Java Desktop System Release 3 は、オープンソースソフトウェアと Sun の先進技術を組み合わせることで、操作しやすい最新のユーザーインタフェースを備え、包括的で完全に統合化された相互運用可能なデスクトップ環境を提供します。

包括的な環境

Java Desktop System は、デスクトップ上のアプリケーションや文書に対する効果的なナビゲーションと操作を可能にする、包括的なデスクトップ環境を提供します。このシステムに含まれるコンポーネントは次のとおりです。

直観的なユーザーインタフェース

Java Desktop System は、親しみやすいデスクトップテーマとファイルマネージャ表示を備えた直観的なデスクトップインタフェースを提供します。これにより、効果的かつ効率的な作業が可能となります。このユーザーインタフェースのその他の特徴を次に示します。

統合化されたデスクトップ

デスクトップアプリケーションは Java Desktop System 内に整然と統合化されており、アプリケーション間における高い相互運用性が実現されています。相互運用性に関する特徴としては、次のものが挙げられます。

エンタープライズレベルの相互運用性

Java Desktop System は、デスクトップ内のアプリケーション間における相互運用性だけでなく、エンタープライズレベルの相互運用性も提供します。主な特徴を次に示します。

デスクトップの詳細については、『Java Desktop System Release 3 ユーザーズガイド』を参照してください。Java Desktop System に含まれるアプリケーションの詳細については、デスクトップのヘルプを開き、ナビゲーション区画から特定のアプリケーションを選択してください。

ユーザー補助機能

Java Desktop System に、障害をお持ちのユーザーをサポートする新しいユーザー補助機能が多数組み込まれました。Solaris 10 OS では、キーボードやデスクトップナビゲーションの機能が拡張され、デスクトップが使いやすく、カスタマイズできるようになりました。このリリースから導入された新しいユーザー補助機能は、gnopernicus、スクリーン・リーダーと拡大鏡、および GNOME オンスクリーンキーボード (GOK) です。

詳細は、『Java Desktop System Release 3 Accessibility Guide』を参照してください。