Solaris 10 の概要

USB エンドユーザーデバイスのサポートの機能拡張

これらの拡張は、Solaris Express 5/04 で新しく追加されました。新しいプログラミングインタフェースが、Solaris Express 8/04 で追加されました。

今回の Solaris リリースでは、現在市販されているすべての Edgeport USB - シリアル変換デバイスを利用できます。USB 1.1 オーディオデバイスなどの等時性 (アイソクロナス) 転送デバイスも、USB 2.0 高速ハブに接続して使用できるようになりました。

新しいプログラミングインタフェース

これらのインタフェースは、Solaris Express 8/04 で新しく追加されました。

Universal Serial Bus Architecture (USBA) 2.0 プログラミングインタフェースが、Solaris 10 OS の一部として正式にリリースされます。これらのインタフェースについては、マニュアルページのセクション 9F と 9S で、usb_* 形式の関数および構造体として説明されています。『Writing Device Drivers 』も参照してください。

USBA フレームワークは USBA 2.0 と呼ばれるようになりました。以前の DDK に含まれていた USBA 1.0 インタフェースに対して記述された USB ドライバと Solaris 10 ソフトウェアとの互換性は、バイナリレベルでのみ保たれています。これらのドライバと Solaris 10 ソフトウェアとの間に、ソースレベルでの互換性はありません。