Solaris 10 の概要

チップマルチスレッディング機能を識別する新しい psrinfo オプション

この機能は、Solaris Express 6/04 と Solaris 9 12/03 で新しく追加されました。

Solaris 10 OS では、psrinfo コマンドが変更され、仮想プロセッサの情報だけでなく、物理プロセッサの情報も返すようになりました。この拡張機能の追加によって、チップマルチスレッド化 (CMT) 機能を識別できるようになりました。新しい -p オプションは、システム内の物理プロセッサの合計数を報告します。psrinfo -pv コマンドを使用すると、システム上のすべての物理プロセッサと、各物理プロセッサに関連付けられた仮想プロセッサのリストが返されます。

psrinfo コマンドのデフォルト出力は、これまでどおりシステムの仮想プロセッサ情報を表示します。

詳細は、psrinfo(1M) のマニュアルページを参照してください。この機能に関する各種手順については、『Solaris のシステム管理 (上級編)』を参照してください。