Java 言語を使用する開発者は、Solaris Express 8/04 で次の機能を利用できるようになりました。
型保証された総称型を宣言する機能。
プリミティブ型と対応するオブジェクト型との間で型を自動変換する機能 (「autoboxing」、「autounboxing」と呼ばれる)。
型保証された列挙型を作成する機能。より具体的には、拡張された「for ループ」。
静的な名前空間をインポートする機能。パッケージ、フィールド、メソッド、クラスとともに使用する注釈 API。
戻り値の型のサブクラス化、共変戻り値、および可変長引数リストの使用を許可。javac コンパイラはこれらの機能をデフォルトで有効にします。
こうした Java プログラミング言語の変更により、コードの複雑さが減少し、通常の Java プログラミング作業時に必要となる追加コードの分量を減らすことができます。また、これらの変更により、開発者が引き起こす実行時エラーの発生頻度も減ります。