この機能は、Solaris Express 10/04 で新しく追加されました。
Sun Java Web Console は、ユーザーが Web ベースの管理アプリケーションにアクセスするための共通の場所を提供します。ユーザーは、サポートされている Web ブラウザを使用して特定の HTTPS ポート経由でログインすることにより、コンソールにアクセスします。このコンソールが単一のエントリポイントを提供するため、複数のアプリケーションの URL を調べる必要がなくなります。このエントリポイントでは、コンソールに登録されたすべてのアプリケーションに対し、認証と承認が提供されます。
コンソールベースのアプリケーションはすべて、同一のユーザーインタフェースガイドラインに準拠しています。この変更によって、ユーザーはあるアプリケーションの知識を別のアプリケーションに応用できるようになり、使い勝手が向上します。
また、Java Web Console は、登録されているすべてのアプリケーションに対し、監査およびロギングサービスも提供します。
現在、Solaris OS で Java Web Console を使用するシステム管理アプリケーションはありません。
Java Web Console の詳細については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』を参照してください。